DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

269日(声を可視化させることを考える)

一億総ツッコミ時代とはマキタスポーツさんの言葉だ。SNSの台頭によって、誰もが発信できることになった世の中。どうやらベタな対象にツッコミを入れる=マウントを取ろうとするスタンスを選ぶ人が多いようだ。ポジティブな面を見れば「一億総表現時代」でも…

270日(「ありがとう品川」にシビれた)

アメトークを久びさに観てシビれた。 出川哲朗「おれは品川のスケジュールを真っ黒にしたい。あれほどの実力のあって笑いにできる品川が10連休はありえない。おれは実力がある人が正当な評価をテレビで受けていないことがもどかしい。正当な評価を受けてほし…

271日(マーベルをきっかけにこの10年間を考えた)

「これは初日に観るしかない!」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が昨日から日本公開した。初日ということもあり、六本木のTOHOシネマズの夜の回はパンパン。ぼくはポップコーンや飲み物は基本として口にせず観るタイプなのだが、周りの多くのお…

272日(ガイドブックと追体験と余白)

ふつうの観光案内では物足りない。そう感じる方も多いのではないか。ぞろぞろとツアーでまわり、「はい、ここで皆さん写真とってくださーい!では次の写真スポットいきますよー」では味気ないだろう。コースがあったとして、自分なりの消化、切り取り方にト…

273日(80年代の香りを探して)

自分の生まれていない時代だからこそなのか。80年代には一種の憧れがある。バブルという景気としての特殊性、そこから付随して生まれたカルチャーの数々。フジテレビのサブカル自体をも飲み込んでおもしろがる勢い。とんねるず的なもの。トレンディ、素人、…

274日(目的は忘れた方がいいのかもしれない)

人生という平均台を進んでいる。そんなイメージ。足下を見ながら着実に今を歩くか。ずっと先を見てゴールを逆算しながら前を行くか。ぼくはいままで、大きくこの二つの生き方があって、どちらが自分に合うのだろうと考えてきた。先日、近所の兄ちゃん的な知…

275日(アイデア出しを考えてみる)

アイデア出しの機会があった。ぼくが放送作家から学んだこと。とにかく否定しないこと。その場の空気が重くなったらいいアイデアは絶対に出ない。雰囲気づくりは大事だ。そしてもう一つ、アイデアを膨らませること。ヒントの芽が見えてきたら、一度その方向…

276日(ポートフォリオ的な本の読み方)

ずっと乱読していた。本棚を整理をきっかけに、何をいま読むのか、読まないのかという優先順位付けができるようになってきた。読書について同時並行が自分には合っているようで、大きく3つに分類できる。一つは固定でビジネス書、すぐに行動に試せるし、ち…

277日(最近の「あっ、こうした方がはかどるかも」)

適度なストレスを与えたい電車で本を読むと妙にはかどることがある。どうやら人は適度にストレスを与えてあげると集中力が増すらしい。電車内では隣の人など混雑状況や進行状況に気をつかいながら読まないといけないストレスがあるわけだ。たしかに読書に夢…

278日(SUSONOのイベントに初参加して)

糸井重里さん×佐々木俊尚さんによる「働く」をテーマにしたトークセッション。主催はSUSONO。「共創」を目指すオンラインコミュニティ。松浦弥太郎さん×佐々木俊尚さん×灯台もと暮らし×箱庭という座組み。素敵な面々。コミュニティ自体にも興味を持ったし(…

279日(「21世紀の楕円幻想論」を読み始めた。)

「死にたくない」。多くの人が心で思っている。いかにして健康寿命を伸ばせるか。健康にいいことを実践し、実感を得ていくこと自体がプラシーボ効果のように健康に寄与するかもしれない。ぼくはそんなことを思いながら生きている。タバコは吸わない、お酒は…

280日(与える側になることは、おもしろい)

東京も「地方」である 参加しているコミュニティの懇親会があった。オレンジアンドパートナーズが主宰する50人規模のコミュニティ。参加者は東京以外の在住の方もわりと多い。月に一度の定例の際に、東京まで足を運んで来ている。年齢層も職種もさまざま。話…

281日(はじめてのプロレス体験)

プロレスとはエンタメの凝縮初DDT。新木場1stringの21時。予定の試合がすべて終わると男色ディーノの記者会見がはじまった。ぼくはそのとき、プロレスにはエンタメがギュッと詰まっていると感じた。会見は試合前に予告されており、男色ディーノという存在感…

282日(他人とは人を写す鏡である)

「カタチから入る」という言葉があるように、ランニングをはじめるときはまずウェアから買ったし、料理をはじめようとしたときは、エプロンをまずこしらえた。ファッションが記号的でありながら、人のふるまいに影響を与えることはわかっている。いや、それ…

283日(何ができるかよりも、誰とやるかが大切)

予算これくらい、こういう座組みで、何ができる。今までの考え方。実は「誰とやるか」が仕事する根源のモチベーションとして大切だと感じている。たとえば組織で考えれば部署の職務内容よりも、メンバー次第でおもしろくなることがある。座組みをつくるとき…

284日(あわよくばを肯定したい)

「人生あわよくば」で生きていく 知人との会話でこんなことを言っていることを思い出した。あわよくば。「あわ」とは「間」から転じてできている。間がよくば、つまり都合が良ければ、いい機会があればという意味だ。いかんせん一般で使用される文脈のイメー…

285日(「没頭力」を読み始めて)

「人生ごきげんだといいよね」誰も反論できない。自分の人生、ごきげんの状態がずっと続けばいい。ごきげん取りをしないといけないのは他人ではなく自分。自分次第でいくらでも幸せになれる。デイリーポータルZの林編集長の「ごきげん」の考え方にも影響を受…

286日(オンとオフを考える)

「とっくにスイッチがこわれてんねん」 明石家さんまさんが後輩から仕事以外も「さんま」であり続けることに対してオン・オフはないんですか、と聞かれたときに答えていた一言。ぼくは素直にいいなと思った記憶がある。多少は影響を受けていて、仕事をするよ…

287日(リアルな場から始まること)

オフラインのたいせつさ 久びさに人を集めて「飲み会」をやった。そういう機会は年々減っている。どちらかというと、絞っているといった方が正しいか。年を重ねてきて、飲み会に意味をつけたくなってきている実感がある。同時に昨日開催してみて、オフライン…

288日(猫のかわいさについて考える)

なぜだか疲れると動画を見たくなる。脳が受動的で癒しのあるものを求めているだろうか。昨夜、Twitterのタイムラインにある猫の短い動画ツイートが流れてきた。鳴きながら飼い主とハイタッチする姿、たしかにかわいいぞ。驚いたのはRTといいねの数。数十万は…

289日(衝動はつくれるものなのか)

ポストモダン、ものあまり、情報社会。生まれたときからある程度は満たされ、語ることのない世界。ぼくはいまの表現者に嫉妬しながら、心から尊敬をしている。インタビューをした同世代の映画監督、中川龍太郎くんとそんな話を以前したところ、彼はこう言っ…

290日(靴をキレイにしておくことがバロメーター)

真冬をのぞいてほぼオールシーズン、ラコステのTシャツを着ている。昨年の春からポロシャツ→Tシャツへ替えてちょうど1年が経つ。「変わってるね」と言われる。同じ服を着る理由は前に記してあって、個人としては靴も同じくらい思い入れがある。「同じ」とい…

291日(タイガーウッズ理論の応用をしている)

人は見えないところを「見ている」会社に所属する人々のなかで同じ目線で話し合えるのが同期。先日ある同期とたまたま二人でごはんを食べていた。何気ない会話で一つ驚いたことがあった。たしかあれは怒る・怒らないの話の流れ。ぼくが「人の悪口を言わない…

292日(ほぼ毎日1冊という出会い)

考えてみればほぼ毎日、本を一冊買っている。Kindleに慣れ始めてからは紙とスマホの電子書籍の二刀流。その頻度がデイリー化している。本にふれる機会が増えてきて、本に対する考え方も以前とはすこし変わってきている気がする。本は読みきる必要はない。本…

293日(細く、長く生きることを選ぶか)

二日酔いの翌日に食事を控えたことをきっかけに、このところ「少食」による効果をいろいろ探ってきた。興味の対象はいつのまにか酵素にまで及んで、食べないメリットを拾い、実践する日々。1日1食が板についてくるかどうか。詳しくはまだ理解していない前…

294日(やさしい企画を考える)

その企画は新しいか 楽しいか 誰を幸せにするか オレンジ・アンド・パートナーズの企業理念。この3つのキーワードを大事にして仕事をされてきて着実に成長をしている。副社長のお話を聴ける機会があった。すなわち、企画とはどんなものがいいのか。最近、あ…

295日(1日1食のススメ)

飲み会などがあった翌日は1日1食にしている。あまり遅くない時間に腹八分目で夕飯をとるかたちがベスト。 少食のススメ的な本を読んでみて、1日無理に3食とらなくてもいいことがわかってきた。パブロフの犬のように、その時間になるとおなかが空くような…

296日(映画の終わり方)

映像作品における終わり方にはじめて注目しようと思った。映画監督であり評論家である切通さんからおもしろい視点をいただいた。物語の終盤、ゲリラ撮影で群衆のなかで「役のまま」演者がアクトする。一般の方々はポカンである。「何、このへんな人」と。昔…

297日(「日本再興戦略」を読んで)

いいなあと思うところ。具体がメインであること、それを裏付ける論拠が過去を軸としているので客観性がある。その論拠を支える上での知識。だから読みやすい。そして題名である通り、ポジティブな内容になっている。中途半端な日本を褒める本ではない。実践…

298日(ある男の話がしたい)

今日はじめて出会った、ある一人の男の話をしたい。男が高校を卒業してからの話である。男は芸人の道を志し、あるお笑い芸能事務所の養成所の門を叩いた。持ち前の明るさとコミュニケーションの力で講師から一定の評価を受けた。このままいけばプロの芸人に…