DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

299日(2017年度が終わる。)

2017年度が終わる。1年の節目が1月と4月にあるおかげで、1年経つ感覚がぶれている気もする。年末の「1年早いなあ」とか。ただ、わかりやすい区切りがあることはよいと思う。「新生活」という言葉。一度リセットして新たに始動するかんじが好きだ。2017…

300日(ブームを支える言葉たち)

「スー女」「プ女子」というネーミング ファッションの世界では当たり前のように、「今年の流行色」なんてことが言われている。流行るかどうかは関係なく、「ギョーカイ的にココ推していくんでよろしく!」のようなイメージ。トレンドを業界が決める。トップ…

301日(すべての仕事は気配りでうまくいく)

「ぶっちぎり理論38」ダイヤモンド社をたまたま見つけて購入。さっそく読んでみた。2011年に出版された本書は、広告代理店で働く副部長の後田さんが編み出した、気配りの具体例(カラオケではまず1局目を二億四千万の瞳で盛り上げる「郷ひろみ理論」など)…

302日(「全米は、泣かない。」がおもしろい)

お笑いコンビのグランジ五明拓弥さんがトップクリエイターにインタビューしていく本「全米は、泣かない」。知り合いの放送作家が紹介していてソッコーで買った本。冒頭のおひとり「澤本嘉光さんに聞く」を読んだところ、読みやすいし、わかりやすい。 お笑い…

303日(テレビ好きに響く「テレビ論」)

いろんな芸人が語ってきた「テレビ論」と山藤章二似顔絵や挿絵など「絵」の大御所である山藤章二先生。立川談志をはじめ芸能人との交流、「笑いの〜」シリーズの対談本も素晴らしい。そんな山藤先生の著書「似顔絵」の「テレビ時代の笑い」は目をみはる。こ…

304日(「食べない」という選択が有効だった)

「食べない」ことで集中力が持続する「ああ、どうしよう二日酔いだ」。体調管理に気をつけていても、お酒を飲む機会が続いてしまうことがある。おなかがへっているのだか、胃もたれしているのかわからない感覚。これまでは体力つけようと、つい食べてしまっ…

305日(あらゆる「必要性」がない世の中で)

人は本気で必要性と感じれば、やるメタップス佐藤さんの著書を読んでいる。マクロな話でいえば、日本にイノベーションが起こらないのは、「必要性」がないからである。たとえばシンガポールは国土がせまく、物理的な制約を受けない分野で発展する「必要性」…

306日(インプットとアウトプットの関係について)

最大のインプットとは、アウトプットだ何を言っているのかさっぱりわからないと思う。ということで、時系列に整理しながら記していきたい。最近、音楽理論を学びたいと思い始めて本を買った。ジャズミュージシャンの山下洋輔さんの本だ。知名度はもちろんこ…

307日(「達人に訊け!」は本当である。)

何かについて深く知りたいと思ったとき、その道のプロに聞くのがベストだとあらためて思う。たとえば絵心を身に付けたいと思って、プロの知り合いから聞いたのは、「アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術」。自分で本を探そうとする…

308日(「すべてのJ-POPはパクリである」を読んで。)

マキタスポーツさん「すべてのJ-POPはパクリである」を読んで。 コード進行についてあらためて興味を持った。ぼくはピアノがひけないし、音楽理論もとくにわからない。だけど誰々っぽい曲があることや、このふしは切なさを感じさせる、そういうことは肌感覚…

309日(いま学びたいことの整理)

会社と事業のはじまりとサイクルのインプット自分が所属する会社のBS/PL、キャッシュフローは把握しておきたい。四半期決算があるのだから、せめて決算書は読めるようになっておこう。「武器としての会計思考力」「マンガ とにかくわかりやすい MBA流決算書…

310日(プロコンシューマーと好きについて)

好きがつくるウェブメディア 日本酒を専門とするメディアを立ち上げた企業との打ち合わせがあった。このメディアは、日本酒好きが集まり、日本酒好きへ記事を発信している。記事広告にも力を入れる。キュレーションメディアのようなことはせず、自社で記事は…

311日(「バーフバリ」を観て)

ハーフバリを観た。インドで歴代興行収入1位ということ。制作費も含めて壮大なスケールで描かれている本作。あえてインド映画を観るというレベルを超えているエンターテインメント作品。スカッとする浮世離れのアクションは、神話のような語り口で一定のた…

312日(「過ごしやすさ」というプライオリティ)

Tシャツに行き着いた普段のよくある格好はTシャツ、パンツ、白スニーカー。3月のこの時期からもう半袖ですか?という問い合わせと、いつも同じブランドだね(ラコステ8割 フレッドペリー2割)という軽いツッコミをもらう。意識しないように、ある程度の統…

313日(あか抜けた感覚とは、何なのか)

やっちゃだめだと思っていながら、たまに夜更かししてしまう。原因は限られているのだが、昨日は深夜のYouTubeで昔のテレビ番組を観ることだった。レコメンドのおかげで、つい観てしまう。やめなければ。※まだ堂々と観ることはできないが。。それにしても10…

314日(何をモチベーションとしているか)

質問をされてハッとした。 自分はどんなモチベーションで日々生きているのか。社会人としての生活か。それとも余暇を過ごす時間が大切なのか。最近思うことはライフネット生命の出口さんの言葉は本当ということ。出口治明氏「メシ・風呂・寝る」から「人・本…

315日(欠けていない時代に何を表現するのか)

現代はものが満たされている時代。不満のようなマイナスから生まれるクリエイティブ表現は、時代の性質上、過去は多かった。いまは画一的な時代にざっくりなってきている。そもそも表現のモチベーションが、自己実現やそういった欲求レベルを起点としたもの…

316日(アドラー心理学の影響を考える)

・アドラー心理学の影響 人と接するときに都度で態度を変えたくないl。そのままでいたい。たとえば会社には社外の方と話すとき中の方を呼び捨てにするよくわからないルールがある。ぼくはそのままでいたいので、さん付け、くん付けを変えない。社内同士でも…

317日(「怒り」から企画は始まる)

「怒り」は行動に移しやすい 日常生活でよく怒る人がいる。はたからみれば気が短いとかそういうふうに見られてしまうこともあるかもしれない。だけど、ふつうの人が見逃しているちょっとした気づきをその人はキャッチできている可能性がある。たとえば「すべ…

318日(マラルメの「火曜会」の存在を知ってコミュニティを思う)

フランスでサロンが、イギリスでコーヒーハウスが、日本では茶の湯が生まれた。いまでいえばコミュニティという言葉が合うだろうか。そこで生まれる遊びから芸能の切磋琢磨が生まれることもあれば、社交の場として、人と人がつながりをつくった。広告もコー…

319日(詩をおもしろがり、そこからの広がり)

最近おもしろいなあと感じたこと(ほとんどが種)。念のため、つらつらと箇条書きに残しておきたい。 官能小説×朗読ライブ朗読劇については理屈でライブ価値があるのはわかるけれど、生で体感ができていない。そのうえでなのだけど、官能小説の朗読会が長野…

320日(企画書が通ってからが一番おもしろい)

アイデアを出して企画の骨格ができる。そして成果物にするまでには、その大枠の骨組みをもうすこし太くすることが必要となる。輪郭をくっきりさせるイメージ。出来上がりが見えるようなところまで持っていくこと。手を動かす前の最終段階。実はここを苦手と…

321日(アイデア会社が主宰するコミュニティに参加して)

小山薫堂さんが代表を務める会社オレンジ・アンド・パートナーズ。会社にフリースペースができたということで、場所のメディア化を目的としたコミュニティを発足させた。その二期生としてぼくは参加することになった。かんたんにいえばアイデアに強い企画会…

322日(人の成功を素直に喜ぼう)

先日、News Picksでピックされた記事に「人の成功を素直に喜べる」人は、何がちがうのだろう。そんな内容があった。 ぼくが思い出したのは、島田紳助さんの言葉を思い出した。タイガー・ウッズのエピソード。ウッズはどんな試合でも、相手のパットをするタイ…

323日(「人生をおもしろくする 本物の教養」を読み始めた。)

教養とかリベラルアーツという言葉に関心がある。たまにだけど、そんなワードでAmazonの検索をする。要は、そういった類いの本でよさそうなものがあれば、時折買って読んでいる。池上彰さんの本はいくらかは読んでいたので、つい先日、出口治明さんの「人生…

324日(好きな絵の基準の一つがわかってきた)

もともと浮世絵、日本画が以前からいいなと思っていた。原宿の太田美術館にたまに足を運んでいた。学生のときは、あまのじゃくのようなところがあって、若い人たちがいないところで没頭しようとしていたのだと思う。「乙女の美術史」を読んでいて自分の好き…

325日(「っぽさ」の正体をつかむために)

「っぽさ」とはなにか、学生時代からずっと関心のあること。着メロ全盛期を経験して90年代後半から着メロ全盛期、2001年以降だが、ぼくは着メロにどっぷりつかった。2004年からMP4の規格が出て、着うたフルが生まれる。そうしているうちにiPodの勢いによって…

326日(「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで。)

「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで。 ■感性の重要性とは 企業における意思決定には「アート」「クラフト」「サイエンス」の観点があるという。そのなかでアートの要素は、なしがしろにされることが多かった。なぜなら「アカウンタビ…

327日(はじめての木ノ下歌舞伎、勧進帳)

神奈川芸術劇場で勧進帳の舞台を観た。勧進帳といえば歌舞伎のイメージがあるけれど、現代舞台。古典を現代のアプローチでチャレンジをする木ノ下歌舞伎の作品だ。 常磐津の道に進んだ知り合いから木ノ下歌舞伎の存在を知って、まず演出家のトークショーへ行…

328日(有名になるためにはどうするかを考える)

認知を上げるためにはどうしていくべきかをふらっと考える機会があった。なかの良い同い年の陶芸家の知り合いと久々にごはんを食べたときに考えたこと。 芸術家が有名になるためには 村上隆の「芸術起業論」にあるように、自己プロデュースの必要性は少なか…