DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

358日(キンチョーと関わる2つの方法)

「どうやったらキンチョーしないのか?」聞かれて考えた。発表やらプレゼンやら交渉やら。人前でお話するにあたって、自分はキンチョーとどのように関わっているのか。コンパクトにまとめて記したい。考えとして、大きく2つある。①「キンチョーするほどでも…

359日(能の歴史の変遷、そしてテレビ)

ドナルド・キーンの「能・文楽・歌舞伎」を読んでいる。能の歴史の変遷、一つのジャンルを確立し、継続させる難しさ。そしていまもなお、存在し続ける能に対して、畏怖のような感情を抱いた。アタマの整理としてほんと、ざっくり記してみる。室町時代。能は…

360日(「古典を現代に」を考える)

「立川談志は歌舞伎コンプレックスがあったんです」はっとした。古典芸能の世界に飛び込んだ知り合いとの雑談。立川流において真打昇進の試験に日本舞踊を取り入れるなど、古典芸能の素養を身に付ける必要性を強く持たれているイメージはあった。記憶ではあ…

361日(いまの時代こそ「遊び」を考える)

これからは「ひまつぶしの時代」になる。余暇の過ごし方をわざわざ学ぶようになる。これからも大手企業は消費促進のために「大人の遊び」を提供し続けるだろう。しかしぼくは、もっとプリミティブな感覚を持って、「遊び」というやつに向き合ってみたい、そ…

362日(仕事を任せたくなる方はどのような人か)

会社に属していると人との関わりが多くなる。外部の取引先と胃がキリキリするような交渉もあれば、懇親を深める会食もある。所属する部署を起点に考えれば、部内でチームを組むこともあれば、部署を横断したプロジェクト組成なんてこともある。自分の企画の…

363日(「知っていること」が武器になるテレビや芸能の世界)

テレビ、芸能の仕事に携わるはしくれとして、ときどきそんなくくりの交流会にお誘いいただく。久しく参加していなかったが、息抜きと知り合いへのご挨拶もかねておじゃました。考えてみれば2〜3年前は関係づくりの日々。毎日どなたかと夜飲んでいた。自分…

364日(TABI LABOきっかけに、住む場所について一度考えてみる)

TABI LABOのある記事が少し話題になっていた。 tabi-labo.com 冒頭だけ、かいつまんで紹介する。大前研一氏の教えとして、人間を変えるには次の3つを変えるしかない。①時間配分 ②住む場所 ③付き合う人 もっとも無意味なのが、「決意を新たにすること」。実…

365日(ふりかえりと今年の抱負)

28歳まであと365日。今日で27歳になったということかとしみじみ。抱負を残しておきたいが思うままに記す。そもそもカウントダウンのようなことを始めたのはメタップスの佐藤さんの影響だ(「お金2.0」読まなきゃ)。時間の価値をよく知っている方だ。マネジ…

366日(さんまさんの笑いの理論と日常の応用)

あらためて笑いは、すばらしい。人類の発明だ。いつから人間は笑い合い、笑いをとるようになっていったのか。笑顔は気持ちを上げる。笑うからウキウキする。自分をコントロールすれば、ごきげんを維持できる。かんたんではないのだけど、素敵な方法。疲れる…

367日(やるべきことの整理)

講義を受けている。自分らしく、新しい文化をつくるために。刺激をいただいている。2/17土までのスケジュールの考え方。この場所をメモ代わりに、備忘録として記す。当日はどういう状態でいたいか。「手紙(企画書)」とそれに紐づく「ビジネスモデルキャン…

368日(「人生おもしろがり」を深堀りしてみる)

「人生おもしろがり」ぼくが掲げている生きるテーマ。先日、大学生の方々とのワークショップがあった。そのときの自己紹介のなかでもテーマについては話をした。ここで、もう少し考えてみたい。「人は退屈に耐えられないことからすべてがはじまる」という立…

369日(今後、自分の進みたい道と死生観)

先ほど、いろんな刺激をもらったなか、昔をふと思い出した。 「自分がいずれ必ず死ぬ」という現実を知り、泣いていたこと。なぜ人は死という残酷な結果に対して向き合うことができるのか。死ぬことは怖くないのか。母親に聞いていた記憶がよみがえった。 「…

370日(古書店をどうして好きになったのだろう)

いつの間にか古書店が好きになっていた。学生時代、背伸びして神保町の古書店街をまわってみたものの、さっぱりだった。それがいまや、1日まるまる過ごせる。間の時間も楽しい。そういえばカフェのキッサコで食べたチーズケーキは至高だった。カレー屋も巡…

371日(100年後の世界を想像してみろと、めちゃブリをもし受けたら)

自分取材の続き。取材を受ける人は、その場でいきなり突拍子もないことを聞かれることがある。そんなときもアタマをフル回転させて答えるのだと。ぼくは以前、ほぼ日の塾で糸井重里さんとご一緒した。長い質疑応答タイムのなかで感じたのは「一度それについ…

372日(「それでいうと〜」と話題を次々に重ねていく雑談が好きだ。)

「それでいうと〜」と話題を次々に重ねていく雑談が好きだ。たぶん生産性はない。だけどその話に参加者たちがアドリブでテーマを自由気ままに出していると、時折奇跡のようなグルーヴが生まれる。まるで事前に打ち合わせがあり、台本でもあるような。そのと…

373日(自分インタビューを考える)

はあちゅうさんの「自分への取材が人生を変える」を読み始めた。あたま部分だけ。「2歳から作家になりたい」という冒頭でいきなり「ほんと?」と思ってしまった。しかし同時にそれは正しいと思った。実際そうなのだろうし、もっというと、他人にはわかりえ…

374日(たとえ言葉と、鴨長明から考えること)

何かにたとえること。 いろんなたとえ言葉がある。くりぃむしちゅー上田さん、フットボールアワー後藤さんの「たとえツッコミ」のような切り口もある。たとえ・見立てをした著名人の発言をみていくと、笑いに直結させるたとえもあれば、名言や大切な言葉もけ…

375日(東カレの東京女子図鑑企画が、手紙に役立つ可能性)

手紙を書くこと。なかなか紙に手書きでこしらえる機会は減っている。世代としては、そもそも手紙の文化に触れてこなかった。しいていえば年賀状くらいか。手紙の温かみ、素敵であること。ここはわかっているつもり。でも、どうやって書けばいいのかわからな…

376日(個人の時代を考える)

個人の時代を考える。著名人の時間を買い取るタイムバンクをつくったメタップス。社長の佐藤さんがNews Picksのインタビュー記事が出ていた。【佐藤航陽】価値主義の時代に、価値ある人間の条件 newspicks.com 「企業勤めをずっとしている人よりも、大きな失…

377日(インターネットから秘密基地が消えた日)

「インターネットには秘密基地がもうなくなった」そんなことを聞いた。どのニュースに対してのコメントかはわからないが、なんとなく、言わんとすることはわかる。自分の身内だけに対して書いていたもの、つまりクローズドの空間と認識していても、実は筒抜…

378日(なぜ音楽だけ繰り返し楽しめるか)

「めちゃイケSP」をきっかけにKylie Minogue - I Should Be So Luckyにハマった。ずっと繰り返しリピート。その前にハマったのは渡辺美里 - My Revolution。音楽は繰り返し聴ける要素がある。そういえばイチロー選手はリズムを保つ目的が強いと思うが、「同…

379日(運を考える)

運について考えてみたい。欽ちゃんこと萩本欽一さんは運にまつまわる独自の考えを持っていて、著書も出されている。「人の運の総量は、決まっている」。これが欽ちゃんのスタンスだ。こういう考えをする日本人は多いのではないか。ちょうど昨日、番組の新年…

380日(文化としてのテレビ好き)

「文化としてのテレビ好き」今まで「テレビ」に対して、こう表現をしてきた。この3連休、実体験を記憶から取り出した関係で、アタマにある過去の引き出しの整理がついている。このタイミングで、自分がテレビをどうとらえたのか。その原点を、ここで考えて…

381日

今日はあらためて「律する」ことを考えたい。自分を律する。それは自らを知ることであり、労ることであり、愛することでもあると思う。ただむやみに厳しくするのではない。律するというニュアンスは、ぼくのなかでは楽器の弦を調整することにちかい。「調律…

382日

ジャン・コクトーは「オリジナリティ」という言葉をキラった。黒澤明は「創作とは、記憶である」という言葉を残した。三島由紀夫は「創造とは模倣の頂点」とまで言い切った。いったい創作とは何なのか。ゼロからイチをつくりあげる活動ではないのか。ぼくの…

383日

「意見のある人は挙手して!」「はーい!反対ー!」勢いにまかせ、興奮気味しながら手を挙げる。意気揚々と発言し、「言ってやったぜ」と顔に書いてあるような、生意気な表情をして、すっと席につく。ぼくはそうして道徳の教科書を閉じた—。そう、小学生の頃…

384日

仕事はじめの日。1/5金からのようだ。先月の28日からの休み。一週間ほどあったおかげでリラックスできた。ふりかえった印象として、休み期間のキーワードは「カレーと松岡正剛」だった。今年のこの休み期間で、この組み合わせ、日本で唯一と自負している。な…

385日

美意識について考えてみる。どんな言葉でいいかえできるか。美学だとちょっと歯が浮きそう。平たくいえば、自分が大切にしている価値観だろうか。自分の核、コアだと一つに集約しているイメージが強すぎるかもしれない。その自分が大切にしたい価値観とは、…

386日

本のことを考えている。本の魅力にとりつかれている。「読書とは、作者との対話である」。これは松浦弥太郎さんの言葉。その通りだと思う。作者の言いたいこと、世界観が本にはつまっている。その人の本をたくさん読むと、会ってもないのにその人が近くに感…

387日

松浦弥太郎さんの本を読んだ。「ほんとうの味方のつくり方」。どうやって世渡りをしていくか、ここはみんなが気になっているところ。ただ、内容はもっと踏み込んでいる。それは自分の内側の味方を考えること。「内側」とはなにか。まず、自分の持っているも…