DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

320日(企画書が通ってからが一番おもしろい)

アイデアを出して企画の骨格ができる。そして成果物にするまでには、その大枠の骨組みをもうすこし太くすることが必要となる。輪郭をくっきりさせるイメージ。出来上がりが見えるようなところまで持っていくこと。手を動かす前の最終段階。実はここを苦手と…

321日(アイデア会社が主宰するコミュニティに参加して)

小山薫堂さんが代表を務める会社オレンジ・アンド・パートナーズ。会社にフリースペースができたということで、場所のメディア化を目的としたコミュニティを発足させた。その二期生としてぼくは参加することになった。かんたんにいえばアイデアに強い企画会…

322日(人の成功を素直に喜ぼう)

先日、News Picksでピックされた記事に「人の成功を素直に喜べる」人は、何がちがうのだろう。そんな内容があった。 ぼくが思い出したのは、島田紳助さんの言葉を思い出した。タイガー・ウッズのエピソード。ウッズはどんな試合でも、相手のパットをするタイ…

323日(「人生をおもしろくする 本物の教養」を読み始めた。)

教養とかリベラルアーツという言葉に関心がある。たまにだけど、そんなワードでAmazonの検索をする。要は、そういった類いの本でよさそうなものがあれば、時折買って読んでいる。池上彰さんの本はいくらかは読んでいたので、つい先日、出口治明さんの「人生…

324日(好きな絵の基準の一つがわかってきた)

もともと浮世絵、日本画が以前からいいなと思っていた。原宿の太田美術館にたまに足を運んでいた。学生のときは、あまのじゃくのようなところがあって、若い人たちがいないところで没頭しようとしていたのだと思う。「乙女の美術史」を読んでいて自分の好き…

325日(「っぽさ」の正体をつかむために)

「っぽさ」とはなにか、学生時代からずっと関心のあること。着メロ全盛期を経験して90年代後半から着メロ全盛期、2001年以降だが、ぼくは着メロにどっぷりつかった。2004年からMP4の規格が出て、着うたフルが生まれる。そうしているうちにiPodの勢いによって…

326日(「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで。)

「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで。 ■感性の重要性とは 企業における意思決定には「アート」「クラフト」「サイエンス」の観点があるという。そのなかでアートの要素は、なしがしろにされることが多かった。なぜなら「アカウンタビ…

327日(はじめての木ノ下歌舞伎、勧進帳)

神奈川芸術劇場で勧進帳の舞台を観た。勧進帳といえば歌舞伎のイメージがあるけれど、現代舞台。古典を現代のアプローチでチャレンジをする木ノ下歌舞伎の作品だ。 常磐津の道に進んだ知り合いから木ノ下歌舞伎の存在を知って、まず演出家のトークショーへ行…

328日(有名になるためにはどうするかを考える)

認知を上げるためにはどうしていくべきかをふらっと考える機会があった。なかの良い同い年の陶芸家の知り合いと久々にごはんを食べたときに考えたこと。 芸術家が有名になるためには 村上隆の「芸術起業論」にあるように、自己プロデュースの必要性は少なか…

329日(SELF TURNというメディアから学ぶこと)

「隠居の準備」というキーワードを少しずつ掘り下げていきたい。マクロな視点でいえば人生100年時代だし、身近なところではたとえば働き方改革でリモートワークが導入される企業が出てくる。ざっくりいえば、これまで多くの企業は、時間を捧げてきたことに対…

330日(「起業の科学」を読み始めた)

「起業の科学」の有益性読み始めたところ。起業はもちろん社内での新規事業においても役に立つ良著だ。はじめの章からさっそく目から鱗だった。たとえば課題にはソリューションの質という縦軸と、課題そのものの質の横軸がある。それぞれ質が高いところにア…

331日(ワクワクして朝飛び起きる感覚を取り戻したい)

朝起きてふとんから飛び起きた経験を思い出した。子どもの頃、遠足の前日、楽しみでなかなか寝付けない夜。いつの間にやら寝ていて朝になったら飛び起きる。そんな生活もこれまでときにはあったけれど、大人になるとめっぽう少なくなる。飛び起きなくとも、…

332日(グラフィックレコーディングを目の当たりして)

絵心への無関心子どもの頃を振り返ってみると、好きな漫画のワンシーンを自由帳に写してコレクションする、そんな遊びをしていた記憶がある。ドラゴンボールであったり、こち亀の秋本先生のこだわりのメカニックだったり。あくまで「写す」のであって、自分…

333日(秋田の湯沢へ行って、考えたこと)

ほぼ弾丸で秋田県へ。いやー寒かった。湯沢市を盛り上げるための有識者イベントにおじゃました。前日の飲み会を含めて地元の方とふれあうことができた。 不足しているものが少ない前提で育った身として、あらためて欲求のレベルが自己実現の領域になってきて…

334日(「なめらかなお金がめぐる社会」を読み始めて。)

「隠居」というキーワードについて引き続き、考えている。人生をより豊かにしていく方法という認識なのだが、ぼくのなかの一つの角度として、資本主義社会へのアンチテーゼだったりする。現代社会では、退職後に引退生活を送るのが一般的とされている。いっ…

335日(価値主義のいまだからこそ「好きなこと」)

価値主義によってどんな働き方や生き方がスタンダードになっていくか。答えはシンプルで「好きなことに熱中している人ほどうまく行きやすい」世の中になる。「お金2.0」を読んでいて、いくつか印象に残った箇所の一つ。あらためて確信した。好き、そして好奇…

336日(組織における4象限を考えてみた)

組織における自分の立ち位置を把握しようと考えて、雑談していてふと気がついた。4象限ができるなと。すると社員の分布図がつくれたり、話が合う人と自分の位置の近いことに驚いたり、そこそこおもしろい。ありきたりだけど、そこそこ使えるのかもしれない…

337日(あなたの人生の大義とは何か)

友人と久しぶりに話して気づきがあった。忘れぬうちに残しておく。自分の人生の大義とは「大義」という言葉が友人から出てきた。大義名分の大義。人生の大義を考えている、と。ぼくなりに咀嚼すれば、人生をかけてやりとげたいこと、そんなようなニュアンス…

338日(ここで住まいを考える)

住まいについて考えてみたい。住み続けるべきか2年更新の時期がやってきた。失念していた。なんなら3年更新とさえ思い込んでいた。基本は2年だろう。次の更新をして4月を迎えたとすると、5年目となる。うーん、少なくとも、4年間を同じ住まいで暮らし…

339日(「お金2.0」の幻想システムの継続要素から、不確実性を考える)

今日は短めに。 以前、カイヨワの遊び4象限をここで述べた。ルール/脱ルール・意志/脱意志。見事な分類だと思う。「脱意志」とは不確実性であり、運と人は呼ぶ。小さい頃から人は運と付き合う。身近なところだと、じゃんけん。トランプや、言ってみればギ…

340日(お金、経済について学んでおきたい。)

柿次郎さんのブログをたまたま拝見した。 blog.huuuu.jp ローカル、長野県で場を運営してそこでお店を展開する。商材の販売を通じて利益を挙げていく従来の方法ではなく、あくまで利益は第一義でなく、未来の投資として割り切る。そこで得られる人とのつなが…

341日(働き方改革を考えてみる。)

今日はたくさんの学びがあった。いくつかあるなかで「働き方」について備忘録として残しておく。働き方改革というワードが一般企業のなかでも浸透し始めている。残業そのものに対する見直しだったり、リモートワークの導入だったり、はたまた副業の解禁だっ…

342日(一般人を一般人としてプロデュースする時代)

たまたまテレ東の「カンブリア宮殿」でライザップの特集を観た。三日坊主ビジネス市場を獲りにいくライザップ。人はやせる方法よりも、活動の持続させることそのものを大変と感じている。ダイエットがすべてじゃない。三日坊主ビジネスを応用することによっ…

343日(社会人になってからの考え方の変遷をたどる)

これまでの自分の考え方を過去を振り返りながら整理してみたい。表現の場づくり社会人になってから同業者のつながりを自主的につくっていた。いわゆる業界飲み会。そのなかで知り合った応援したい若手芸人の表現の場としても機能することに気づき実践する。…

344日(最近のおもしろがりについて)

おもしろがりの対象について記したい。荒木飛呂彦をフィルターとしたホラー ホラー映画とはあまり接点をこれまで持ってこなかった。食わず嫌いをしていたわけではないが、特別はまる機会がなかった。ジョジョの作者「荒木飛呂彦氏の奇妙なホラー映画論」が入…

345日(ローカルへの考え方について)

最近、ローカルへの考え方が変わってきたので記しておきたい。 「自分はちがう」と思っていた地方創生などのワードが出始めてからもそうだった。世の中の流れ、とくにウェブ業界のトレンドとして「ローカル」がきているのは感じていたが、まるっきり他人事だ…

346日(弾丸旅を通じて考えたこと)

香川の旅をかんたんに綴る。 交通まわり 香川へは直接新幹線はつながっていない。まずは東京ー岡山まで新幹線、3時間20分ほど。そこから30分ぐらい岡山ー香川の在来線の特急電車にゆられて到着となる。途中、離島と海がみえて景色がいい。新幹線は快適なの…

347日(まずは動いてみよう。)

いま香川県へ向かう途中に書いている。昨日、行くと決めてふらっと出てきた。いわゆる弾丸な旅。月曜が休みということもあるのであくまで週末旅行となる。香川を訪れるまでにいたった経緯をかんたんに残しておきたい。 四国にはそれなりに興味を持っていた。…

348日(こういう1日を過ごしたいのか)

アクティブな隠居を通じて自分をどうしたいか。人生100年時代のいまだからこそ、日常の解像度を上げて、点ではなくて線で人生をとらえたい。65歳で会社を辞めてもあと35年もある。寿命100年のなかで社会人として仕事に打ち込むことがあっていい。ただしスト…

349日(エンタメ×隠居という視点で考える。)

アクティブな隠居をどうやったら言い換えできるか考えていた。パッと出てきたキーワードが「エンタメ×隠居」。エンタメにある「動」と隠居の持つ「静」が同居しているイメージだ。そのかけ算によって「道」「極」が生まれてくる。おそらく、「競」も介在する…