DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

340日(お金、経済について学んでおきたい。)

柿次郎さんのブログをたまたま拝見した。

blog.huuuu.jp

ローカル、長野県で場を運営してそこでお店を展開する。商材の販売を通じて利益を挙げていく従来の方法ではなく、あくまで利益は第一義でなく、未来の投資として割り切る。そこで得られる人とのつながりや、体験がのちのちの信用となり、価値となる。友だち経済というワードが印象的であった。

柿次郎さんはローカルに根ざしたウェブメディアの企画・運用が本業であり、そちらをベースA軸。お店2.0プロジェクトをB軸として進めていくようだ。思い浮かんだのは、ほぼ日。当初は糸井さんの広告業の資本に頼りながらスタートしている。やがてTOBICHIができて、ウェブ&リアルが有機的にリンクしていくのだが、それに近いものを感じた。

これまでの枠にとらわれない、新しい価値観。〜経済というワードは実は先日も聞いた。インスピレーション経済。ざっくり抽象的な理解レベルではあるが、クリエイティブの価値が上がっているいま、そこで実績を上げていくと、次に大きい案件がめぐってくる。クリエイティブへの信用が結果としてお金を呼び寄せていく。

家入一真さんも「なめらかなお金がめぐる社会」という本を上梓した。大きいことがいいとされている旧来の経済システムへのアンチテーゼを、自身の経験から紡ぎだしている。

そうえいば先日、イケダハヤトさんが「交換経済」についてツイートで触れていた。交換経済とは、わらしべ長者のようなプリミティブでシンプルな仕組み。ローカルで小さな濃いコミュニティであれば、成立してしまうと思うし、ぼくもそこし思うことがある。

「水曜日のダウンタウン」で人脈で人を呼んでサッカーの試合をする企画があった。以前自分が考えていたことにちかい。たとえば、人脈をつかって「人の紹介」をしてあげる。その御礼の対価(ちょっとしたご褒美)だけで人は生活していけるかという企画。信用をつかって、人とのつながりを発展させていく。キングコング西野さんも「信用」について深い考えを持っている。

こうして小出しするだけでも、それぞれ類似のテーマの話が存在している。ウェブメディアの方からブロガー、芸人、活動家、起業家。なにかヒントがある。メタップス佐藤さんの「お金2.0」をはじめ、お金や新たな経済システムの提案本について、一度勉強してみよう。