DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

356日(「UberEATS」がくやしいほど便利だった)

ナイツの漫才の導入のような聞き方になる。
「UberEATS(ウーバーイーツ)」って知ってますか?

Uber。配車アプリサービスとしてアメリカをはじめ海外では、シェアリングエコノミー、C to Cのプラットフォームサービスの時流にのって大ヒット。時価総額10億ドル以上のベンチャー企業を称する「ユニコーン」の一角を担う。(そういえば海外ドラマの「CSI:サイバー」ではUberを意識したサイバー犯罪の回があった。あれがもう2年前くらい)

ただし日本では法の規制によって、いわゆる配車サービスは解禁されていない。そのため日本での知名度はまだまだかもしれない。先日、日本交通が相乗りのサービスを開始したことがニュースになった。それはそれで注目している。

Uberが総務省に向けて自社の紹介をした資料

http://www.soumu.go.jp/main_content/000377503.pdf



で、UberEATSの話をしたい。これは解禁済というか、サービス自体は出前のプラットフォーム。正直、目新しくはない。とはいえ、アプリ内のクレジット決済で、配達員の方との金銭の直接やり取りが不要。配達時間の目安がかなり正確であること、GPS機能で地図上で配達状況が確認できること。このあたりはさすがである。

ぼくが感動したのは、お店のラインナップである。ちゃーんと差別化を意識しているのだなあと。たとえば自分は、類似だとファインダイニングというサービスしか知らないが、共通出店しているところもあれば、Uberにしかないお店もちゃんとある(港区でいば)。チェーン店だけでなく、個人店も。なんなら高級店。白金でいえば福はうち、焼き肉KIMなどなど(出前のお値段もやっぱり高いが。そりゃそうだ)。

どうやって個人店を口説いているのか興味がある。もちろん、お店にとっては、販売機会が増えるので、わるい話ではないのだろうけど。イメージとして保守的なのかなってお店も、ちゃっかりある。Uberには日本支社があって、社員で知っている方もいるのだけど聞けてない。楽天のように社員がシャカリキがんばってお店へ営業しているのか。そういったプロの代理店に委託している?うーん、気になる。

夕食をとる。ざっくり2つに分けられる。外食/お家。お家で食べるとしてこれまでは自炊/テイクアウトという概念だった。テイクアウトには、スーパーなどのお惣菜、身近なコンビニ。お弁当屋さんもあるかもしれない。専門店(レストラン等)はよっぽど好きとかがないと考えられなかった。外で食べるあのお店の料理がお家で!この領域がUberEATSが狙っているところか。少なくともぼくはやられた。

会社から帰宅する時間をみて注文すれば、直帰したタイミングで受け取ることも可能なのだ。時短や効率を気にしている方こそ、もってこいかもしれない。キャンペーンコードがあれば4回目まで500円引きのよう。この「4回」にも工夫がうかがえる。はまれば以降、配送料・手数料もご愛嬌となる。これだけは言わなきゃ。Uberのまわり者ではいっさいございません。ゆえに、くやしい。