DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

287日(リアルな場から始まること)

オフラインのたいせつさ

久びさに人を集めて「飲み会」をやった。そういう機会は年々減っている。どちらかというと、絞っているといった方が正しいか。年を重ねてきて、飲み会に意味をつけたくなってきている実感がある。同時に昨日開催してみて、オフラインの場ってやっぱりいいな、そう感じた。

会いたい人とのすこし背筋を伸ばした雑談を、その人を紹介する。そんなウェブサイトを運営している。

kusagiri.jp


そのメンバー同士の交流があるようでなかったので、オフ会という位置づけでぼくが主催をした。

今回オフ会をやるにあたって人数は約10名。そんなに多くない。そして仕事の都合で遅れる方が出ることが想定できた。また、飲む量も人によってさまざま。一番の優先は、全員がそれぞれ顔を合わせて挨拶として会話ができる環境をつくること。そこで知り合いのカフェの店長にお願いをした。ちょうどそのカフェのキャパが10名ほどだったこともあり、ベストだった。

やってみて感じたこと。少人数で開催するのにもスタンディングは有効ということ。人数が多いパーティのときに立食ということもあるけれど、席に固定されず動きができるので少人数でもオススメである。そしてキャッシュオン。エントランス料だけいただいて、あとは都度お金を払ってお酒をいただくシステムにできた。食べ物よりも交流をメインとしたことで、会話に集中できるし、飲みたい人が多く払うという点で平等性を担保することができた。

おもしろかったこと。参加者を全員知っているのはぼくだけだ。あとは知っている人もいれば、はじめましての方たちもいる状態。そこで名刺交換のような挨拶だけつないだら、あとは話をふって引き出して、場合によっては人にふっていくかんじ。なかなかない経験だった。こういった交流をきっかけに、仕事などにつながっていってくれたら本望だ。

「いけば誰か(知っている)いる」。そんなリアルの固定の空間をいつかつくれたらと思っているけれど、どこまでクローズ性を持たせるか、そもそもお金がまわるのかなど課題は多い。こういったスポットの回からでいいと思っている。ウェブ業界の方がよくやっている、登壇者と聞き手という関係性でオープンの有料イベントもできたらいいなと感じた。

オフラインには意味を持たせて、おもしろくやってこう。