DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

342日(一般人を一般人としてプロデュースする時代)

たまたまテレ東の「カンブリア宮殿」でライザップの特集を観た。三日坊主ビジネス市場を獲りにいくライザップ。人はやせる方法よりも、活動の持続させることそのものを大変と感じている。ダイエットがすべてじゃない。

三日坊主ビジネスを応用することによって、ライザップは新たに英会話やゴルフなどジャンルの横展開をおこなっている。ぼくはそこで「自分の人生そのものの結果にコミット」させる、自己プロデュースの領域も、ライザップ他をはじめ、今後ビジネスとして成立していくのではないか。

 

自己ブランディングとは、相手と自分のイメージが合致すること

自分が相手に感じてほしい印象と、実際に相手が持つ印象が合っていれば、自己ブランディングがうまくいっている。平野啓一郎さんの分人的発想でいえば、人は相手によってふるまいを買える。いや、変わってしまうというのが正解かもしれない。

しかし、相手が感じる大枠のイメージであれば、自分の打ち出し次第で、ズレは解消できる。そんな要領で、「一般人を一般人としてプロデュースする流れ」がもっとくるんじゃないかって考えている。あらゆる可能性があるなか、大きく3つのアプローチを予想する。

芸能エージェント的アプローチ

たとえば元吉本の佐藤さんのQREATORS や元TBSの柳内さんの書籍プロデュースのようなサービスが、もっと身近になってくるようなイメージだ。文化人やクリエイターの手前のところの市場。テレビ局だとTwitterを駆使されている、テレ東の中堅の方たちに注目している。

自己啓発的なアプローチ

ビジネス書のプロデュースをしている本田直之さんの「パーソナル・マーケティング」の切り口など。News Picksのプロピッカーもそうなのかな。マンツーマンという観点では、最近よく聞くコーチングなども当てはまる領域なのかなと。あとそろそろ「顔出しマーケティングのススメ」などタイトル名で、ヤッホーブルーイングさんあたりが本出されないかなって。

ウェブ編集的なアプローチ

ぼくのタイムライン上で(フォローしているどなたかが)ウェブ業界でブログの編集を始める方がいる、そんなことをつぶやいていた。正直、ちゃんと把握はしていない。たとえばだが、あくまで一般の方として、ブログだったりSNS全般だったりを、その人に合ったプロデュースを施すことによって、生まれるビジネスがあるのではないかなと。サイボウズ式のコルク佐渡島さんの記事を読んで感じた。