DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

204日(悔しさを冷凍保存しておきたい )

「くやしい」。一言まず、その感想が出る。プレゼンで負ける機会が最近なかった。正直そんな事情もあって、浮かれていたところもあった。

だけどその分、学びになる部分も大いにあったといえる。このくやしさを鰊(にしん)のように塩漬けにして保存しておきたいので、考えたことを備忘録として記しておく。

・審査側の想像の気持ちになること。予算込みで実施を検討する場合、施策がはじまってからの明確なイメージをどれだけ持てるかが重要。

・プレゼンの発表の外ヅラが良いというハードル。キャッチャーなワードで会場を湧かせても、うまくいかないことがある。かんたんにいうと企画のスタートダッシュが良いのに、尻つぼみしてしまうパターン。ここは相性もある。本当に勝ちにいくなら、自分のスタンスをその都度、変えていく必要性がある。

・企画をクリティカルに見る視点を養うこと。他チームのプレゼン内容について、感想をよく求められるのだが、企画のプロによる批評そしてアドバイスを、自分のイメージと合わせたい。要するに、プロの視点を自分が持っているかどうか。

・上記に似ている。いいところがどこか。また、ここは改善するともっと良くなる。こういったような部分はプロとズレがないようになってきた。プロとそれ以外を分かつ物は、「代替案」をどれだけロジカルで瞬時に考えることができるか。

非常にいい経験になった。千原ジュニアさんが後輩がすべったときに「観客の心を想像しているか」という問いを投げた。まさにその通りだと思った。

失敗とはうまくいかない方法だっただけと考えることもできる。まずは前に進もう!