219日(観光するときの、情報源をどこにするか)
そうだ、今週の金曜日から佐賀に行く。
佐賀のアイスメーカーである竹下製菓さんへおじゃまする。プロモーションのお手伝いをするなかで、自分ごとにすべく、協力メンバーたちといざ佐賀へ。
ぼくにとっては初めての佐賀。右も左もわからない。往復の航空券と宿はひとまずおさえた。スケジュールも見えてきたので、あとは他に巡る観光の場所をリサーチして決めるだけ。ローカルに観光として訪れるのは香川県以来。
その際は、「香川はおおらか」という岡本仁さんの本だけ抱えて、初の香川へ弾丸で観光した。結果として大満足だったのだけど、観光するときに「何を参考にするか」。このあたりの情報を収集が、年を重ねるごとに変わってきている気がしている。
途中なのだけど、自分が外部情報のどういうものにアンテナを張っているのか、整理がてら記しておきたい。
■岡本仁
街歩きといえばまずはこの方。最近は「みんなの鹿児島」を上梓した。九州はざんねんながらまだ鹿児島だけ。佐賀にも期待をしたい。
■D&DEPARTMENT PROJECT
ナガオカケンメイ氏が発行する観光ガイドとあわせて、シェアトラベルというメディアを運営している。ツアーのレポートがあり、タイミングが合えばそのツアープランを実際に追体験できるのがウリだ。佐賀の日本酒の情報はこちらから得た。
■コロカル 佐賀
マガジンハウスが運営するローカルをフューチャーしたウェブメディア。都道府県ごとに記事がまとめられているのがうれしい。佐賀もいくつかラインナップがあるなかで、コミュニティデザイナーの山崎亮さんと佐賀・諸富の家具職人さんの対談がおもしろかった。
■灯台もと暮らし
知り合いの鳥井さんが代表を務める会社が運営する、これからの暮らしを考えるメデイア「灯台もと暮らし」。最近、ローカルの情報で知りたいことがあれば、まずこちらで調べる。
佐賀で調べると、なんと最所あさみさんが複数のウェブメディアを束ねてそれぞれの切り口で合同取材をする企画を実施されていた。一度だけ知人の紹介でご一緒したことあるけれど、最所さんは佐賀県出身なんだ!
いくつかあった記事のなかでも最所さんが取材した、日本初のラグジュアリーブランドをつくる「アリタポーセリンラボ」のインタビューがとってもおもしろかった。伝統の有田焼を現代にどうアップデートするかという視点。ここは行ってみたいなあ。
■ほぼ日
さすが、ほぼ日。一時期、糸井さんとの対談記事を読みあさっていて、気になる著名人の名前をかたっぱし「ほぼ日 ◯◯」で検索していたことを思い出した。ついつい今でもやるのだけど、「佐賀」で検索するとおみやげおやつ大辞典が!ブラックモンブランもあった!
もちろん直接の口コミの情報が一番だ。その前提で、ウェブでは上記のような情報源に頼りつつも、ザ・観光の雑誌などは、あえて見ないようにしているかもしれない。こっから吟味していくのだけど、嬉野温泉も行きたいし、有田焼をはじめとした焼き物も巡りたい。どうやら移動がそこそこ大変そうなので、綿密に計画した方がよさそう。佐賀の初体験として、いい思い出にしよう。