DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

222日(悪口について考えていること)

おぎやはぎのインタビュー記事が出た。テーマは悪口について。媒体は新R25

https://r25.jp/article/556389722790707537

ふたりはラジオやAbema TVの「ブステレビ」をはじめ、人の悪口をよく言っている印象があるのに、なぜ炎上しないのか。アルコ&ピースがラジオ企画で炎上したというタイムリーさもあってのタイミングなのか、このあたりを探るような内容。

極論を言えば、その理由とは、おぎやはぎという確立されたキャラクターということになるだろう。記事を読んでいておもしろかったのは、彼らにとって悪口とは正直に言ってあげることであって、そこに誠実であるということ。

誠実とはつまり「好かれようとするいっさい」を捨てているか。人によって態度を変えるなど、ここが中途半端だと、たぶん、うまくいかないのだろう。小木さんは本物の正直者で、むしろズバズバ言ってくれる「いい人」に見られることもあるという。

自分を振り返ってみる。先日の研修で同僚からコメントをいただく機会があった。まあ仕事におけるラブレターをもらうような企画。そこでひとりが「悪口、愚痴を言わないことが信用できる」とコメントをくれた。同期についても、似たようなことを言ってもらったことがある。少なくとも6年間、悪口や愚痴はほぼ言っていない。

でもそこには優しさなどは実はない。利他ではなく、徹底した利己なのである。他人の悪口や愚痴を言って、自分にマイナスな言動、感情を持つことを避けている。何度も記しているが、ぼくは紳助さんのタイガーウッズ理論を信じている。

その意味では、ぼくはこの利己を肯定しようと思う。悪口、愚痴を言わないことに対して、徹底すること。これがぼくにとっての誠実である。

悪口を言わないのと、たいこ持ちは異なる。相手を無理矢理ほめる必要はない。あくまで自分に負のエネルギーを溜めないようにコントロールするだけ。もちろんハンドルの遊びとして言葉の言い換えはギャグとして意識はしている。

たとえばチュートリアルの徳井さんが太ってる素人の写真を見て「フォルムがユニークな」なんてことを言ってたけど、相手がどう思うかという視点は常に持っておきたいとは思う。ただそこに拘泥すると八方美人でつまらない人間になってしまう。

小木さんとはちがうベクトルで、中途半端に人から好かれようにすることはしないようにする。要するに自分の言動に覚悟、責任を持つこと。

そんなわけで引き続き、悪口は言わないキャラを続けていく。