336日(組織における4象限を考えてみた)
組織における自分の立ち位置を把握しようと考えて、雑談していてふと気がついた。4象限ができるなと。すると社員の分布図がつくれたり、話が合う人と自分の位置の近いことに驚いたり、そこそこおもしろい。ありきたりだけど、そこそこ使えるのかもしれない。
組織における4象限
まずは単純に「スキ/キライ」の横軸がある。組織の好感度調査があるとして、自分はどう答えるのか。そう考えたときにあなたはどこに自分を置くか。そして縦軸にあるのが組織への依存度の高低。依存度が「低い/高い」の縦軸。
わかりやすくいえば、転職願望の強い方は依存度が低いだろう。実力があってもその組織に所属することが自身のアイデンティティを部分的に占めている方の依存度は高い。「もし明日、所属している組織がなくなる」として、どうふるまうかを想像するといいかもしれない。それらをふまえると、こんな4象限の図となる。
右上(スキ&依存度が高い):会社貢献タイプ
右下(スキ&依存度が低い):独立思考タイプ
まあ勝手なイメージだ。たとえば、ほぼ日の方々はスキの代表という印象がある。依存度という言葉がむずかしいところなのだけど。後述するキライ&依存度が高いような大企業タイプの対局にあるという意味で、会社貢献タイプになるのかな。
右下でいうと、たとえばコルクが当てはまる気がする。社員のTwitterのフォロワーの数をKPIにするなど、良い意味で風通しがよく、社員ひとりの成長を考えているという意味で依存度が低いイメージが個人としてある。
左上(キライ&依存度が高い):愚痴タイプ
左下(キライ&依存度が低い):転職予備軍タイプ
左上は大企業に属していて、会社の愚痴の多い方々がこのあたりに位置する印象がある。左下は言わずもがなだ。
分布は時期によって移動する
立ち位置は一点で固定されることはないはずだ。たとえば期待せず「すぐやめてやろう」と、その組織に入ったとしても、成功を重ねてってやりがいを見出す。やがてポジションを与えられてその地位を維持・向上へ向けてシャカリキがんばっている。そんな方がいるとする。
位置は左下から右上へ移動していくはずだ。あの人はどこに位置しているかを考えるのもおもしろいかもしれない。こういうふうに移動しているよな、など。ちなみに話が合う人は、だいたい自分の位置と近くなると思う。
組織の分布図によって、4つのうちどの面積が多いのかを考えるだけでもおもしろいかもしれない。まあ、一つの考え方である。