DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

376日(個人の時代を考える)

個人の時代を考える。
著名人の時間を買い取るタイムバンクをつくったメタップス。社長の佐藤さんがNews Picksのインタビュー記事が出ていた。

【佐藤航陽】価値主義の時代に、価値ある人間の条件

newspicks.com


「企業勤めをずっとしている人よりも、大きな失敗をしている人の方が価値が出てくる」。そういう時代になる。もう到来している。「働き方改革」、「ライフシフト」、「人生100年時代」「AI」、「君たちはどう生きるか」、「パラレルキャリア」、「ベーシックインカム」。

これらの言葉はいずれも「個人がどのように人生を過ごすか」というテーマにおいて、主体性が求められる時代の訪れを表しているように思う。いろんなワードが連鎖して、行き着くのは「どう生きるか」。社会人という観点でいえば「どう生きて、どう働くか」だ。

企業と個人との関係も、時代の流れで変化していく。わかりやすくいえば終身雇用の崩壊もろもろも、そういった変化の一つでもあって。ぼくはこういったテーマの話は、これから社会も盛り上げていく若い方は、みんな知っておいて損はないと感じている。

ぼくはまちがえてはいけないのは、実際にどう考えて行動するかは、あくまで個人に委ねられることであり、強制しない。「いまはこういう考え方もあるようだ」程度に。知っておくことで、知見が一つ増えるくらいがちょうどいい。

個人主義の時代。企業活動においても人材、つまり個人が重要だ。それは今後も間違いない。企業のなかで働いていても、起業したとしても、レバレッジを効かせるために、雇用関係は置いておいて、誰かと仕事をすることになる。

採用活動。ここは、おもしろくも、むずかしく、深い領域だなあと感じた。たとえば人材会社の方とはこれまで接点はあったけど、仕事としての興味は正直、そこまでなかった。いま所属する会社で毎年採用があり、そこに関わっていくと、考えざるを得ない。

「人を見る目があるので大丈夫です」という次元の話ではなく、どういった人と仕事をしていくか、要は採用していくかを決めていかなければならない。就活システムに対して否定的な考えを持ちながら、そこに従っていまがあるという自己矛盾。ぼくはそんな想いを抱えながら、個人の時代を肌で感じている者として、採用に対してすこしでも貢献できればと考えている。