221日(自分の限界値をどこに置くか)
お酒との付き合い方を考えていて、この機会に整理して記したい。
「どれだけ飲めるか限界を知った方がいい」学生時代や入社間もない頃、そんなことがよく言われていた。
飲み過ぎて一度潰れないと、自分がどこまで飲めるかわからなくなるというお話。そういったものって環境要因に依存するから一概に言えないと思いつつ、どこか基準を持っていたからか、ここ4.5年はそういう事態にはなっていない。
ただここ最近思うこととして、限界値、つまり自分のリミッターは、潰れるかどうかではなく、「翌日に影響が出るかどうか」にその照準を合わせた方がいい。カンタンに言えば、二日酔いになるか否か。
ここまで飲むと潰れてしまう。ここまで飲むと翌日に影響が出る。これら二段かまえでいた方がいいのではないかと考えている。
ぼくの場合、翌日の影響を基準にすると、だいたい5杯以上を飲むとちょっと危ない。ボトルのワインと日本酒は要注意。お冷は必ずいただくようにする。専門店でない限り、ビールは一杯にとどめて、あとはハイボール。
環境要因といえば、会食や先輩と一緒の席だと気を遣っていて、酔いにくくなっているから翌日は意外と影響が出ない。気の許す仲ほど、帰宅後にしっかり水を摂取して寝ないと、翌日、二日酔いになることがある。
余談だけど、シメのラーメンからは足を洗うことができた。そうした機会がきたら「お腹いっぱいです」と、そそくさに帰る。たまにしでかすのが甘味を欲してコンビニに寄ること。ついアイスなどを買って食べてしまう。だいたいそういうときは自分の中の、二日酔いのサインととらえている。
朝渋という早起きコミュニティに所属してたときの誰かの一言が気に入ってる。二次会を断るときの思考として「明日の自分に怒られる」。
時間は一日で区切っているけれど、ずっと流れているわけであって、いまは未来へと続いている。
かけがえのない刹那を楽しむのが夜のバーの良いところと編集者の島地さんは言っていた。その気持ちもわかる。ただしそれはぼくにとってそれは希少であって、イレギュラーだ。
毎日をていねいに生きるなかで、その日を全力で駆け抜けるには、コンディションの管理は欠かせない。飲み過ぎて午前中が潰れてしまうのはもったいない。
今日がまさにそんな日だった。とにかくこまめに寝てリカバリーして午後から活動したけれど、やっぱりちょっと罪悪感が芽生えてしまう。限界値は二段階でいこう。