237日(ほしい物リストからいまの関心を探る。)
これから読みたい本。
Amazonのほしい物リストをふと覗いてみると、自分がいま何に関心を持っているか、ちょっと見えてくる気がしている。きょうは1冊、ピックアップ。
USJの建て直しでもおなじみ、マーケッターの森岡毅さんの新著。本の告知とセットで経済系のウェブメディアの記事を拝見することがあるが、森岡さんの内容はいつもおもしろくて最後まで読むことが多い。
森岡さんによれば、腕のある経営者の方々はだいたい、組織を構築する力があるという。
会社の社員のポジションでいると、異動とどのように向き合うか、というお話になる。そういった内容について考えを深めることは大切だと思う。
しかし、現在の組織がベストではないと仮定して「こういう組織を構築すべき」という考えを持てるようになりたい。組織をつくるのは、経営者と人事部と決め込んでしまいがち。本当にそれでよいのだろうか。
経済活動を今後するにあたって、仮に独立してフリーで仕事をするにせよ、組織という存在そのものから逃げることはできない。何かしらで関わってくる。
そのときに、改善点があったたとして、だまってやみくもに現状を否定するのではなく、状況に応じて自分で考えて解を出したい。客観的に正しいのであれば、部門、人を巻き込んでローリスク・ハイリターンであることを訴える。
当然、調整が必要となってくる。そこまでして「やるか?」という話である。
組織に属していると、不定期に組織改編の話題が出る。その際に、指をくわえてただその時を待っているのでは、もったいない。もちろん動いている人はいるはずだし、もっと良くしたい人がほとんど。
ボトムアップの提案があっていいはず。そこで提案ができれば、組織のためになるし、何より自分のためになる。そのあたりの考え方を、この本から学びたい。
と、いま記している間に購買意欲が湧いてきて、ポチッと買ってしまった。