DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

248日(成約型のビジネスモデルを見直した)

ウェブで物件を探している。

聞くところによると、いいな!と感じる物件はすでに申し込みが入ってしまっているケースが多く、なかには良さげな物件をエサにして、代わりの物件を勧めるような場合もあるのだとか。いずれにせよ、ウェブで目星を付けて不動産屋さんに訪れるというモデルは、この先も続きそうだ。

昨日、不動産屋さんにアポを取っておじゃました。引っ越しを考え出したのは最近なので5年ぶり。目星をつける条件から、内見の手配まで、ていねいに対応していただいた。

ぼくは不動産屋さんが成約型のビジネスモデルとわかっていながら妙に恐縮してしまう。もちろん引っ越しをする気があるのだけど、もしかしたらちがうルートで申し込む可能性もなくはない。

実際に案件が決まるまでていねいに汗をかいてくれる成約型のビジネスモデルについて、いまさらになっておもしろいなと思い始めた。

この前キャリアコンサルタントの方とお話したときもそう。情報交換というたてつけで、お互いの関係はフラットだ。ビジネスモデルとしては不動産屋さんと同じなのだけど、いろいろていねいに情報をいただいたりするわけで、どこか恐縮してしまう。恐縮というか、まあ感謝だ。

成約型のビジネスモデルは、どんなにドラスティックな技術革新が起きても、なくなることはない。歴史を辿ったときに、どのサービスがこのビジネスモデルのはしりなのだろう。急に関心が出てきた。

情報のリテラシーがないと相手の言いなりになってしまい、トラブルが起きることもあるけれど、基本としては、とても理にかなっているビジネスだと思った。一周まわって、見直すというか。内見が終わってエレベーターをふたりで降りているときに、ふと思った。