DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

321日(アイデア会社が主宰するコミュニティに参加して)

小山薫堂さんが代表を務める会社オレンジ・アンド・パートナーズ。
会社にフリースペースができたということで、場所のメディア化を目的としたコミュニティを発足させた。その二期生としてぼくは参加することになった。かんたんにいえばアイデアに強い企画会社が主宰するコミュニティ。素敵だ。

 

場の大事さ

このコミュニティが生まれるきっかけにもなったフリースペース。イベントを成立するには、ヒト、コンテンツとあわせて「場」が不可欠。なかでもリアルな空間が大切だとあらためて感じた。もちろん場だけがあっても仕方がないのだけど、「そこから」積み上げることができる。場所からイマジネーションを膨らませて、アイデアがコンテンツをつくり、ヒトを呼ぶ。その交流から新しいなにかが生まれるのだ。

 

コミュニティとは

コミュニティの参加目的は多岐にわたる。一ついえるのは、コミュニティは、提供されるコンテンツ自体よりも、参加者同士の横のつながりに価値が出る。もっといえば、その姿勢のコミュニティほどうまく機能する。GIVEばかりだとコンテンツの求心力が弱まってくると、つられてコミュニティの価値もさがってしまう。サステイナブルなものにするためには、参加者による自走が大切。その自走によってコミュニティは維持強化されるし、参加者が感じる価値も高まる。そんな好循環を目指したいところ。

 

企画とは課題解決である

いろんなヒトと初めて出会ったのだけど、素敵な場があっておかげですぐに打ち解けた。話してみると、地元で不動産業を営み、なかでもボウリング場を盛り上げたい人。地元を盛り上げるために起業して、地元と東京をいったきたりして「つなぎ」をナリワイとしている方。課題を聞いて雑談ベースで話してみて感じた。それはなにか。

大義名分があることによって、アイデアを出すモチベーションがどんどん湧いてくる。うん、これはおもしろいぞ。満たされているなかから何か絞り出すのとは、わけがちがう。そういうところに入る込めるのはおもしろそうだ。