DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

337日(あなたの人生の大義とは何か)

友人と久しぶりに話して気づきがあった。忘れぬうちに残しておく。

自分の人生の大義とは

「大義」という言葉が友人から出てきた。大義名分の大義。人生の大義を考えている、と。ぼくなりに咀嚼すれば、人生をかけてやりとげたいこと、そんなようなニュアンスで受け取った。昨年から自分でも考えてきているテーマだ。仕事や所属などいっさいとっぱらって、人生をかけて自分は何を取り組んでいきたいのか。

一言でいえば、自分の「おもしろい!」を立体化させていくこと。応援、貢献することで自ら関わりをつくり、満足を得る。ぼくに比べて、彼は具体的だ。生まれ育った地元の県知事になること、だった。

目標が明確な人は、たしかに強い

県知事に50歳でなること。初めて聞いたが、彼はずいぶん前からそのような目標を立てていた。目標がクリアであって、ゆるぎがない。その目標に向かって日々生きてステップアップしてゆく。いまの仕事がその道に通じている自覚もある。成長を感じながら進む道のり。たしかに、そんな人は強い。県知事になることはマクロでみれば手段であろうが、まずはそこまで進むことを目指す。あえて「わかりやすく」生きてみること、もやもや考えるよりは、よっぽどいい。

もちろん人に合うものはさまざまである。先を決めずに今を生きることにコミットした方が合う人もいる。エッセンシャル思考とはそういう類い。その一方で、ゴールに向かって進んでいくプロセスを認識しながら生きる方が、自分の成長を感じられて合う人もいる。ベンチマークとなるような人や、理想としてのロールモデルがあった方がいい人もいる。それぞれだ。

一つ気がついたことは、もうすこしクリアにしてもいいのかもしれない。あれもやりたい、これもやりたいという性格は肯定してひとまず置いておくとして。それが一つの目標、いや大義につながっているという自覚を持ちたい。やりたいことから抽象化して出すものか、動きながら見えてくるものなのかはわからない。だけど、そのあたりを言語したいことが、わかった。