DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

341日(働き方改革を考えてみる。)

今日はたくさんの学びがあった。

いくつかあるなかで「働き方」について備忘録として残しておく。働き方改革というワードが一般企業のなかでも浸透し始めている。残業そのものに対する見直しだったり、リモートワークの導入だったり、はたまた副業の解禁だったり。

やがて技術革新によって効率化がさらに進み、人間のやる仕事の意義が問われてくる。結果として、人間が生み出せるオリジナルの価値はクリエイティビティとなる。つまり、再現性のあるものや単純作業は不要となり、ポジティブな見方をすれば「クリエイティブ」に注力すれば良い。そういう世の中になる。

アウトプット重視で仕事への取り組みが進めば、雇用形態の変化も起こる。正社員という会社の雇用形態は、プロジェクト型へとマクロでみればシフトしていく。仕事ができる人は、さらにもっといい仕事にアサインされるようになる。ある意味、能力主義でシビアな面もあるが、チャレンジ精神のある人にとれば、いい環境だ。

そんな環境に飛び込み、まさに第一線で活躍する方のお話を聴くことができた。正直な感想としては、正社員という雇用モデルと、チームによるプロジェクト型には、それぞれの良さがある。一ついえるのは、いま正社員でいる方のなかで、プロジェクト型が「合っている」人はわりといる気がする。

ぼくはここで、とんねるずの石橋さんのこんな言葉を思い出した。「おれはコンビじゃないと世に出られなかったという宿命を背負っている。この事実は変えられない。ひとりでは上がってこれなかった。だからこそ、コンビの調子がさがってきたときほど、相方を信用する」と。

多くの方は、結果として現状の雇用形態でしか、社会人として仕事ができなかったという宿命を背負っている。少なくとも、ぼくはそう感じている。同時に、そんないまの世の中に合った、デュアルな考え方、そこに付随する働き方があるんじゃないかなって考えている。