DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

351日(「多動力」を読んで考えたこと)

考えると、のめりこんでしまうクセがある。
いい「はまる」もあれば「どつぼにはまる」こともある。ちょっと、はまりかけた。かんたんなカウンセリングとして読み物を探していて、ふと「多動力」を思い出す。

toyokeizai.net



あれはNews Picksのアカデミア会員開始当初、特典をすっかり忘れていて本書を入手できていなかった。30分で読めるという声を見つけたので、Kindle版をさくっと購入。さて以下、考えたこと/行動につながったことを、かんたんに記す。

■多動と睡眠のバランス
言うまでもなく「考えるよりも動こう」というメッセージ。ホリエモンさんの他の著書でもよく言われていることだが、8時間を睡眠にあてる。睡眠なしに多動は成立しない。どうしても二分して考えがちだ。多動の人は睡眠が短い/活動の少ない人は睡眠を長くとる 

早起きを実践するようになって半年ほど。明日のことを考えて1日を過ごせるようになったことはメリットだ。たとえば明日の午前中の充実を考えて、今日は夜1軒でとどめておこう、そんなかんじ。余分なものが排除されスリム化し、それはそれで快感があった。

しかし同時に、なんとなく行動範囲が狭まっている気がし始めていた。過ごし方一つとっても、どこか無難な方を選択するようになっていた。おそらく早起きを意識しすぎるあまり、活動量も相対的にセーブするようになりかけていたと考える。これは本書を読み、ある意味でいいとこ取りをしているホリエモンさんから学んだこと。ひとまず、お茶にはまることに決めて、活動を始めた。

■自分の時間の考え方
4章「自分の時間」を取り戻そうは、その極端にも思える合理的で割り切った行動指針に驚く方も多いような気がする(この部分もホリエモンさんの他の本でもよく言われているが)。たとえば社長時代、どんな相手でも余計な雑談が始まればスマホで別の仕事のチェックをする。部下が目の前にいてもチャットやメールで指示を出すなど。

一ついえるのは、会議は極力減らした方がいい。そしてFace to Face、対面神話。ビデオ会議で十分成立する。「モチベーション革命」でおなじみ尾原さんはバリにいらっしゃるときは基本、ビデオ会議だ。先日、海外駐在の先輩とSkypeで打ち合わせしたが、なんら支障はなかった。木曜日、個人の打ち合わせだが、さっそくビデオ会議を採用した。

■返信の速さ
必要なもの(基本)は、なるべく速く打ち返しをするように変えた。そのためには文章の体裁がいとわない。伝わればいい。仕事になればいい。このあたりは「そうだよなあ」と。とくにLINE。未読がたまると、なぜか勝手に罪悪感が襲ってきていた。読んでいてハッとした。どこか5分間でも決めて、ばばばっと返す。


こういう本はいつの時代も売れるのだろうなあ。考えて行動すれば、十二分に元を取れる。というか、取るかどうかは自分次第だ。