DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

364日(TABI LABOきっかけに、住む場所について一度考えてみる)

TABI LABOのある記事が少し話題になっていた。

tabi-labo.com



冒頭だけ、かいつまんで紹介する。大前研一氏の教えとして、人間を変えるには次の3つを変えるしかない。①時間配分 ②住む場所 ③付き合う人 もっとも無意味なのが、「決意を新たにすること」。実態をともなわなければ結局何も変わっていないこと。

時間配分に関しては、タイムマネジメントというビジネス本のジャンルとして確立されてそうなくらい多くの関心を集める。昔もいまも、これからもきっと。で、今日は住む場所について、一度整理して考えてみたい。

ぼくは神奈川県出身でいま都内で一人暮らしをしている。いまのところに住み始めて4年目。次の4月から5年目になる(そう考えると長い)。都心部の方をあえて選んだ。一つは交通機関を利用する上でのストレスを最小限におさえること。電車に乗る時間はわずかだが、混み合いも比較的少ない方だしたすかっている。

もう一つはフットワークを軽くすること。住む場所で機会の損失をしたくないと思っていた。というか、住み始めた若手の頃は、経験してなんぼの世界という考え方をしていたので仕方ない。実際、交通の利便性が高いおかげで、番組の派生企画をはじめ、仕事においても役に立っている面もある。それなりに見合っているので、家も更新した。

「不自由はないのだけど、はやく東京を経験し終えて、移住したい」。漠然とそんなようなことをこれまで考えていた。イメージとしてはもう一度、都内のどこかに引っ越ししておもしろがりたい。先を見越して、とくに料理のおもてなしを勉強しておきたい。30代からは移住したい。基本はリモートワーク。きていただいたとき、おもてなしをする。カントリー紳士のように農業に勤しみ、野菜、果物、あとはワインなどもつくりたい。

貨幣経済への依存からの脱却。食料輸入の依存からの脱却。個人レベルでまず、はじめたいなと考えている。この前キーワードとして出た、「アクティブな隠居」だ。場所としては、白州次郎の武相荘のように都内でもああいうところがあればいいなあと。ないしは鎌倉、湯河原のあたり。もっと遠くでもいいが、都内に出ようと思えば腰が上がる距離感にはいたいと思う。徐々に離していきたい。

思うのは、「なにをするか」が先にあって、それを達成するための住む場所の変化だ。ただ住む場所を変えれば、物理的に自分自身の行動も変わるので、自分への変化は「〜したい」以上にあるのかもしれない。トリガーとしてなにをしたいかを明確にしよう。
記事にもあったけど、同じところにとどまらず、心の筋トレをしなければ。