DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

367日(やるべきことの整理)

講義を受けている。自分らしく、新しい文化をつくるために。刺激をいただいている。2/17土までのスケジュールの考え方。この場所をメモ代わりに、備忘録として記す。

当日はどういう状態でいたいか。「手紙(企画書)」とそれに紐づく「ビジネスモデルキャンパス」。そして「プロトタイプ」をこしらえる。設計であり、最初のアウトプット。ものであればプロダクトになるし、無形サービスならウェブサイト、デザインになる。

あとは気持ち、覚悟。人生をかけて取り組む事柄として、1年間は熱を持って突っ走る心持ち。結果としてID(アイデンティティ)が増える。企画の観点でいえば引き出しの一つだし、平野啓一郎的にいえば分人として1人追加されるイメージだ。

さあ、そこまで引き上げあげよう。時間は限られている。ただこういうものは、終点が見えていた方が間合いというか、距離がとりやすいこともある。現状、集中できる時間の確保として最低をベースに考える。平日は1h、土日は2h、ここをマストとする。今日を起点にすると1月:のこり12時間、2月:20時間に分けられる。

取り組みとしてはまず手紙(企画書)から。1月はここに注力する。2月からプロトタイプへ移っていこう。そもそも手紙にするのはなぜか。おもしろさ、良さを先週「こういうことか!」と腑に落ちた。手紙は、自分がこれから着手する事柄について、「完成された状況」をベースに語ることができる。厳密にいえば、手紙は何でもありなのだけど、要は、「設定」を使うことができる。手紙はストーリー(物語)でもある。

そうして具体のゴールを起点にして手紙をしたためようとすると、プロセスにおいてどういうビジョンを描くのか、人や世の中をどう変えるのか。嫌でも想像せざるを得ない。使い方によっては企画書のフォーマットとして優れている。味気ない企画書では「こうしたい」ばかり。「こうなる」が付加していても「ほんとかよ」となるのが関の山。手紙にすれば。

そう、手紙は書き手もそうだし、受け手の立場で考えても有効だ。「こうしたい」よりも設定を借りつつも描写が具体であれば「こうなっている」というイメージを送ることができる。書き手と読み手のイメージを一致させやすいのだろうな。水野学さんも企画書を、手紙風にしたためることがある、と聞いた。

インプットとしては講義で教わった遠山正道氏の「スープで、いきます」。昨夜届いてまだ1章だけしか読めてないが、想像以上に手紙の時点で具体性があった。参考になる。遠山さんの有名な言葉「成功することを決めた」も、ここで出てくる。

手紙の12時間のうち、2hを本に当てる。あとはアウトプット。一度、フィードバックももらおう。遠山さんのいう「熱病」というワードは、いまも印象に残っている。