DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

419日

意識を考えてみた。
「こうしたい」と目標を立てていく。理想や夢の場合もある。ないよりあった方がたのしい。ではどうやって実現をするか。方法・コツがある、どうやら実現している人の特徴なるものがあるらしい。

それは毎日、10個ならそれら実現したいことを紙に書きなぐることだ。人生で「これ!」と決めたリストは保存して日々持ち歩く。最近、本で読んだ知識であるが実践してみて、感触を得たので言葉にしてみる。

「考え→行動→結果」とよく言われる。考えが変われば〜のモデル。たしかにそうだ。では「考え」はどのようにしてつくられるかというと、日々の意識の積み重ね。意識は即効性はない。だけど、積み重なって輪郭がついたときに考えとなり、自信や勇気のようなものにさえなる。

日々の意識は「こうした方がいいよね」という思考のパターン、これを繰り返して定着させていく。だからこそイメージして紙に書くことは有効なのだろう。もちろん生活を送っていて、必ずしも実現したいことのために注力できるかというとそうではない。そこで毎日夜に書きなぐることで自分の目標を確認する。繰り返すと定着してイメージが深まり、そういうアンテナがビンビンに張るようになる。

書くことで人は言動を一致させようとする心理が働くよう。人は矛盾をきらう。その心理を上手に使ってあげるというのもあるのだろうなあ。ここぞというときに勇気をもって堂々とプレゼンテーションして伝えることができる。毎日素振りをしていないと、いざ打順が回ってきたときにパスをしてしまう。ホームランやヒットを打つ目標を立てていたのに。

こわいのは、そのパスに自分自身で気付かない場合さえあるということ。「こうしたい」は潜在的にあるのだけど意識化されていないとうもれてしまう。チャンスの見逃しさえも見逃してしまう。

ぼく自身、書くことで意識し、行動に反映されている実感がある。ある案件でアポを取り、意思を人に伝える。その人は動くと言ってくれた。振り返って感じるのは意識していなかったらアポさえとっていなかった。

意識→考え→行動。結果は100%の保証はない。ただし「行動」までは誰でもできる。だからこそ、そこまで移すことが大切。

紙に書くことに戻ると、やはり素振りと同じでやみくもにバットを振ってもただ筋肉がついて腕が太くなるだけ。どれだけくるボールや打った後の感触をイメージできるか。イメージをして紙に書くこと。こなすことが目的にならないように。意識からすべてははじまる。