DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

423日

アウトプットについて考える。坂本龍一さんのTwitter観を知った。TwitterをはじめSNSはやらないようにしているらしくその理由。「アウトプットの時間が減るから」。さわっていた時期はあったよう。「Twitterは世界の動向を追えるけれどそもそも見きれないし。インプットの時間が増えれば相対的にアウトプットの時間が減る。当たり前のことです」。ずばり。

情報収集に重きを置きすぎていたと振り返りをする。アンテナを張ってトレンドをつかむために、インプットにとにかく時間をかけていた。おそらくインプットそれ自体がムダではなくて、時間のコストを非効率にかけすぎているという問題があるんだと思う。

たとえばTwitterで投稿、つまりアウトプットしようという目的でひらいても、いつの間にかタイムラインを追ってインプットの方に切り替わっているということは幾度もある。ある種の中毒性なのだろうなあ。それなりに探せば刺激的なおもしろい発見があることにはちがいない。のめり込み時間を忘れて、もっと刺激的なものを探している自分がいる。「ああいけない」と気付いたときには、もうこんな時間。

どうしていこうか。「決め打ち」がキーワードだと考えている。インプットも意識的に、能動的に行うこと。先に決めておいてから情報を取りにいく。極端な話「あのツイートを読む」と決めてTwitterをひらく。これが効率的で質の高いインプットの鍵。その意味ではインプットとアウトプットの線引きを明らかにしておきたい。いまはどっちの時間を使っているのかという意識を持つこと。

インプットを減らすと何か支障をきたすかというと、そんなことはやっぱりない。とくにコミュニケーション系。SNS。インスタグラムをほとんど投稿&閲覧をやめたけれど、何もおこらない。そんなもの。交流のきっかけのツールとしてFacebookも利用しているが、誕生日の設定をはずした。コミュニケーションを大事にしながらも、なるべくスリムにしていこうと考えている。

そういえば松浦弥太郎さんはアウトプットの時間を1日に2時間とっている。朝1時間、夜の前にもう1時間。そこでアウトプットされたことはまとめて雑誌の連載や、書籍化につながっている。理想の形だなあ。ぼくは少なくとも朝1時間は確保してアウトプットに使うつもりだ。目的意識は起業までのプロセスを日記として日々書き連ねながら可視化すること。

あしたは自由大学について考える。