いったいバブルとは何だったのか。
最近、手が込んでいて「いいな」と思ったコンテンツ!
それが女子高校生のダンス部が作成したプロモーションビデオ。
日本高校ダンス部選手権で準優勝を飾った大阪の登美丘高校。
すごです!おめでとうございます!
曲のチョイスから演出、皆さんの本気度、
なにより皆さん心から楽しんでる感じが素敵です!あっぱれ!
「バブル」とはなんだったのか?
山一証券の倒産などの切り口もあれば「バブルでGO!」や
ホイチョイ的なカルチャーからのおもしろがり方って当然これまでもありました。
近年だと、記号的な使い方を含めて
ワイモバイルのCMや、平野ノラ、ベット・インなどなど。
ある方が今年の紅白に上記のダンス部が出場するんじゃないかと言っていて納得。
時代のふりかえりは共感を呼びますし、需要もあるんだろうなと。
なつかしのJ-POPのメドレーをお店でかけて、
顧客のなつかし話題をつくりやすくする工夫するような企業がありますし。
で、あらためて年代ごとの時代の空気を感じたいと思ったんですね。
あのダンスの映像を観て刺激を受けたぼくは、
荻野目洋子のダンシング・ヒーローを何度も聴くように。
そして『銀座Hanako物語――バブルを駆けた雑誌の2000日』を購入。
ついに届きました、これから読みます!
さらに!
奇しくものタイミングで藤井隆さんの作品がつい先日ニュースで広がりました。
どこか90年代を思わせるCMパロディの映像集。
これがまた、おもしろいんです。
90年代をイメージした曲をまとめたアルバム制作のなかで行われた企画なのですが、
ちょっとレトロでダサい、だけどなんだか見入ってしまうCMの数々。
その時代の空気感が伝わってくる「あるある」なわけですが、
この共感の正体は何なのかと。
そのときの商品、広告、ファッション、街、言葉。
「いま」を生きているとその特徴はこれまでの地続きに感じられてしまい、
全貌というか本質の部分は見えてこないんですね。
だけど過ぎ去ったときを「いま」を起点に時代としてとらえたときに
輪郭がぼんやり浮かんできて「90年っぽいなあ」となるんですよね。
これがおもしろい。
たとえば今年と昨年の女性誌を見て、
どちらが昨年ものかを当てるのは難しいと思うんだけど、
10年前と昨年のものを比較すれば、確実にわかりますよね。
よーく見ると00代の髪型やメイクっぽいなあとか、
こういう服が受け入れられていたなって。
いま、安室奈美恵の引退宣言を平成の終わりととらえる方もいるけれど、
どうなるかはわからない。だけど、平成をふりかえるように今後なっていくわけで。
いまを起点に過去をどう見て、どういまを生きていくか。
このへんがとっても興味がある今日この頃です。
引き続き、よろしくどうぞ!