DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

230日(タモリとキルケゴールの関係性)

敬称略。タモリといえば早稲田の哲学科を中退した人物。5歳の頃から達観した精神を持っていて、自ら選択して幼稚園には行かなかった。 ちゃんとしているもの、形式ばったことを偽善として拒むのがタモリ。クリスマスやバレンタインなどの記念日に対しても、…

231日(プロだからわかる感覚)

昨日ウェディングのプロの方とお話する機会があった。いやあ、プロだからこそわかる、言語化できないような感覚ってあるんだなと感じた。 その方の何がすごいかというと、結婚式を挙げるための相談、つまり結婚前の段階で「このカップルの結婚生活がうまくい…

232日(会議をよりよくしたい)

会議をよりよいものにしていきたい。5Gの通信環境が整えば、わざわざ出向かなくてもリモートでビデオ会議が成立する。 逆にいえば、リモートだとしても、仕事が回るのは、会議が機能するからである。それだけ会議というものは仕事の決めごとをする場として…

233日(自分のなかにさまざまな人を持つ)

はあちゅうさんがこんなことを言っていた。「自分の心のなかにホリエモンを持とう」と。強気にいこう、クリティカルな視点を持とう、そんなような文脈だった気がする。ホリエモンならこんなとき、何て言うか。 誰誰ならこういう言動をするということを、自分…

234日(「発表」を考える。)

思い起こせばパワーポイントを発表のツールとして使い始めたのは学生の頃。社会に出てからよく使うもので、最初が学生時代っていうのは気付いていないだけど、わりとあるのかもしれない。エクセルもそうか。 当時は発表に関して見よう見まねはおろか、見本と…

235日(大掃除のメリットと卒業)

午前中は集中力があるから作業をしよう。いつもそうしてきた。その作業をきょう、大掃除に「充てた」わけだけど、正解だった。 ぼくのなかでの大掃除とは、いつも掃除が行き届いていないところも網羅した上で、断捨離もドラスティックに行う作業のこと。なか…

236日(組織のコアバリューを考える)

コアバリュー。 この言葉を聞いて思いつく企業、組織はいくつかある。代表的な例の一つがヤッホーブルーイングではないか。商品といえば、いまやおなじみ「よなよなエール」。そんなヤッホーブルーイングのミッションは、こうだ。 「クラフトビールを通じて…

237日(ほしい物リストからいまの関心を探る。)

これから読みたい本。 Amazonのほしい物リストをふと覗いてみると、自分がいま何に関心を持っているか、ちょっと見えてくる気がしている。きょうは1冊、ピックアップ。 『マーケティングとは「組織革命」である。』森岡毅 USJの建て直しでもおなじみ、マーケ…

238日(映画について考えている)

ある会議をきっかけに、映画とSNSについて考えている。 いま「映画が好き」って宣言しにくくなっているようだ。一億総ツッコミ時代、たとえばSNSで映画好き!と発信すると、誰かに何かイチャモン付けられるのではないかって不安になってしまう。 特定の誰か…

239日(本の読み方のアップデート)

図書館ばかり行っていたあの頃。 時間がたっぷりあった学生時代、国際関係論にちょこっと興味を持った。分厚い本を何冊かピックし、一日の時間をかけて図書館で読み込んだ。小室直樹あたりかしら。 予備知識もそんなにない。頭から読み始めて、眠りかけてま…

240日(テコ入れを自分ゴト化する)

世の中にテコ入れしていこう。毎日生活しながら「あそこ、ああいうふうにすればいいのにな」。それが企画のはじまりなんです。小山薫堂さんがそんなことを言っていた。生活に関わるすべての事柄でそういった思考を常に持つことはむずかしい。だけど生きてい…

241日(サービスにおける価格帯を考えてみる)

「東京には高級ホテルが足りない」デービッド・アトキンソンの言葉がいまだに印象に残っている。どうやら日本は世界のなかでも具体的に言えば5つ星ホテルが実際のところ少ないらしい。外資系で高級ホテルと謳っているところも当然日本には参入してはいる。…

242日(ぼくは観光について何もわかっていなかった)

日本への興味を持ち、年始に松岡正剛の著書を読みあさった。それをどうやってエンターテインメントにつなげられるか。持続性あるものとして、また社会課題の解決としてコミットできるものを探せるか。自由大学にいってカルチャーエンタープレナーという言葉…

243日(「犬ヶ島」を観て感じる日本的なもの)

ウェス・アンダーソン監督の最新作「鬼ヶ島」を観た。ストップモーションの手法で日本が舞台となっている。 近未来の日本、架空の都市メガ崎市において犬をゴミの島へ追放する法が可決。自分の愛する犬を失った12歳の少年がひとり島へ降り立ち、愛犬を探すま…

244日(人の人生をリアルに追体験することができる時代)

海外でVRを使った、ある番組が流行っているらしい。テレビ東京の知り合いから聞いた。これまでVRは、ざっくりいえばアダルトとホラーをきっかけとして伸びてきた。没入感に浸れるコンテンツで、アーリーアダプターに受け入れられるもの。どうしても嗜好性が…

245日(痛みとカラダとココロについて)

歯がいたい。 虫歯の痛みとはちょっとちがう。おそらく、親知らずのある右下の奥歯が影響している。何かしらで歯ぐきが腫れたのか、親知らずが奥歯を圧迫している状況だ。何もしていないのに、なぜか痛い。 おもしろいもので痛みには波がある。ガンガン痛む…

246日(予想できうる、これからの社会)

社会を俯瞰してこれからのサービスを想像すること。今日も社会とサービスの接点を考えている。この時間にも進んでいる社会において簡易に想像できることを羅列してそこから一歩、考えを深めてみたい。・自動運転などモビリティが多様化して移動が楽になる ・…

247日(2018年、注目していること)

信頼している人とごはんを食べた。 本業と復業とで3つの領域にまたがってポートフォリオ型の働き方をしている方。 社会と年代とサービスをあわせて俯瞰できる力がある人だと話をしていて感じる。そういうことを話せる人は貴重だし、話が合うことがうれしい…

248日(成約型のビジネスモデルを見直した)

ウェブで物件を探している。 聞くところによると、いいな!と感じる物件はすでに申し込みが入ってしまっているケースが多く、なかには良さげな物件をエサにして、代わりの物件を勧めるような場合もあるのだとか。いずれにせよ、ウェブで目星を付けて不動産屋…

249日(「おもしろい」を探そう)

安室奈美恵「それはちょっと、つまんないなー」いつかの「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」での一場面である。松本人志は彼女の発言に対して、そういう意図の発言ではそもそもないと、ネタとして怒る。言われた松本さんからしたら実際、たまったものではないと思…

250日(人をつなげることを、あらためてふりかえる。)

「ギブ」の精神で人をつなげることを大切にしてきた。それを再認識した話は、尾原さんの「どこでも誰とでも働ける」や佐々木俊尚さんから影響を受けたというエントリーで記したこと。あらためて具体的に人をつなげることについて、どのように考えて行動して…

251日(新規事業をアタマの隅で考えてきて)

会社にいながら新規事業を興すこと。いまや安定という言葉が通用しない世の中で、既存の会社が新規事業のアクションをすること。そうして新陳代謝して自社をアップデートする必要性は一般化されてきている。組織に属している方のなかでも、新規事業を任せら…

252日(お金のことを考えてみる)

糸井さんの言葉を思い出した。「お金と性は似ている。自分を横に置いてしゃべれる人はたくさんいるけれど、ちょっとでも自分をまぜようとするとたいへんなことになっちゃう」そう、お金のことはなるべく語らないようにしてきた。糸井さんの言うように、自分…

253日(ロイヤルカスタマーを考える)

カラオケの鉄人が月額のプランを始めたらしい。サブスクリプションのサービスである。お客さんに都度きていただいて、リピーターになってほしい。そうするために企業は、ポイント制度など工夫をこらしてマーケティング活動をする。そのなかで、毎回きていた…

254日(Twitter時代のテレビづくりを考えた「国際信州学院大学」案件)

そんなにネットニュースに対してアンテナは張っていない。だけどぼくにも届くくらい、Twitterでにぎわいをみせたのが、いわゆる「国際信州学院大学」案件である。かんたんにいうと手が込んだフェイクニュース。うどん屋さんの団体キャンセルのツイートが発端…

255日(自分ゴト化するスイッチの場所を知っておく)

学生時代をふりかえる。宿題になかなか手がつけられなかった。それは集中力が〜とかいろんな要因はあるのだけど、総じていえると今思っていることは、その課題が自分ゴト化できてないからだと最近考えている。自分ゴト化とは一言でいうと、当事者意識を持つ…

256日(アイデアよりも自分の熱意を磨きたい)

「あなたにみんな、投資したがっています。」 いまになって「マネーの虎」がおもしろい。小学生のころ、金曜20時からの放送していてちょくちょく雰囲気を観ていた。よく考えてみれば、めちゃくちゃ攻めている編成。よくGOが出たなあ。たしか深夜→ゴールデン→…

257日(コンテンツビジネスを考える)

衝撃的な第1回目の放送。上岡龍太郎はかつて「EXテレビ」の初回の生放送において、カメラ一台と自分の語りだけで番組をやりきる伝説を残した。「なかでもどんなテレビをつくってみたいか?」と聞かれたら、この初回放送のような、極限まで削ぎ落とした純度の…

258日(食について考えていること。)

過去を振り返りながら食について考えたい。そもそも経済のはじまりは交換であり、贈与であるらしい。現代においてこんな話があった。アマゾン地帯に、いわゆる世間と断絶した独自の文化を育んできた民族がいた。調査部隊が接触を試みた際、まず相手の警戒を…

259日(死生観をカジュアルに考えること)

オレンジブレイナリーの月イチの定例の後、いつものように飲み会があった。そこでたまたま死生観の話題に。死生観といっても、志村けんがいう美味しい酒をずっと飲めるように健康に気を付けるようなカジュアルな話。死ぬまで運動をしていたい、ずっと走って…