本
佐賀県の武雄市図書館へ! CCCが運営する新しいかたちの図書館だ。代官山蔦屋や銀座蔦屋、中目黒蔦屋などの本屋+カフェの空間を見事に武雄市図書館でも体現していた。 たとえばスターバックスのある1F部分は、そのまま蔦屋書店のように新刊が蔦屋の書籍分類…
これから読みたい本。 Amazonのほしい物リストをふと覗いてみると、自分がいま何に関心を持っているか、ちょっと見えてくる気がしている。きょうは1冊、ピックアップ。 『マーケティングとは「組織革命」である。』森岡毅 USJの建て直しでもおなじみ、マーケ…
図書館ばかり行っていたあの頃。 時間がたっぷりあった学生時代、国際関係論にちょこっと興味を持った。分厚い本を何冊かピックし、一日の時間をかけて図書館で読み込んだ。小室直樹あたりかしら。 予備知識もそんなにない。頭から読み始めて、眠りかけてま…
グローバリズムを語るとき、中心と周辺というワードが出ることがある。たとえば先進国と後進国との経済格差。つまり先進国を先進国たらしめている利潤の源泉は、その周辺の後進国の存在ありきだという考え方である。中心が栄えれば、周辺もその余沢によって…
自分の生まれていない時代だからこそなのか。80年代には一種の憧れがある。バブルという景気としての特殊性、そこから付随して生まれたカルチャーの数々。フジテレビのサブカル自体をも飲み込んでおもしろがる勢い。とんねるず的なもの。トレンディ、素人、…
ずっと乱読していた。本棚を整理をきっかけに、何をいま読むのか、読まないのかという優先順位付けができるようになってきた。読書について同時並行が自分には合っているようで、大きく3つに分類できる。一つは固定でビジネス書、すぐに行動に試せるし、ち…
「死にたくない」。多くの人が心で思っている。いかにして健康寿命を伸ばせるか。健康にいいことを実践し、実感を得ていくこと自体がプラシーボ効果のように健康に寄与するかもしれない。ぼくはそんなことを思いながら生きている。タバコは吸わない、お酒は…
「人生ごきげんだといいよね」誰も反論できない。自分の人生、ごきげんの状態がずっと続けばいい。ごきげん取りをしないといけないのは他人ではなく自分。自分次第でいくらでも幸せになれる。デイリーポータルZの林編集長の「ごきげん」の考え方にも影響を受…
考えてみればほぼ毎日、本を一冊買っている。Kindleに慣れ始めてからは紙とスマホの電子書籍の二刀流。その頻度がデイリー化している。本にふれる機会が増えてきて、本に対する考え方も以前とはすこし変わってきている気がする。本は読みきる必要はない。本…
いいなあと思うところ。具体がメインであること、それを裏付ける論拠が過去を軸としているので客観性がある。その論拠を支える上での知識。だから読みやすい。そして題名である通り、ポジティブな内容になっている。中途半端な日本を褒める本ではない。実践…
「ぶっちぎり理論38」ダイヤモンド社をたまたま見つけて購入。さっそく読んでみた。2011年に出版された本書は、広告代理店で働く副部長の後田さんが編み出した、気配りの具体例(カラオケではまず1局目を二億四千万の瞳で盛り上げる「郷ひろみ理論」など)…
何かについて深く知りたいと思ったとき、その道のプロに聞くのがベストだとあらためて思う。たとえば絵心を身に付けたいと思って、プロの知り合いから聞いたのは、「アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術」。自分で本を探そうとする…
マキタスポーツさん「すべてのJ-POPはパクリである」を読んで。 コード進行についてあらためて興味を持った。ぼくはピアノがひけないし、音楽理論もとくにわからない。だけど誰々っぽい曲があることや、このふしは切なさを感じさせる、そういうことは肌感覚…
現代はものが満たされている時代。不満のようなマイナスから生まれるクリエイティブ表現は、時代の性質上、過去は多かった。いまは画一的な時代にざっくりなってきている。そもそも表現のモチベーションが、自己実現やそういった欲求レベルを起点としたもの…
教養とかリベラルアーツという言葉に関心がある。たまにだけど、そんなワードでAmazonの検索をする。要は、そういった類いの本でよさそうなものがあれば、時折買って読んでいる。池上彰さんの本はいくらかは読んでいたので、つい先日、出口治明さんの「人生…
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」を読んで。 ■感性の重要性とは 企業における意思決定には「アート」「クラフト」「サイエンス」の観点があるという。そのなかでアートの要素は、なしがしろにされることが多かった。なぜなら「アカウンタビ…
いつの間にか古書店が好きになっていた。学生時代、背伸びして神保町の古書店街をまわってみたものの、さっぱりだった。それがいまや、1日まるまる過ごせる。間の時間も楽しい。そういえばカフェのキッサコで食べたチーズケーキは至高だった。カレー屋も巡…
本のことを考えている。本の魅力にとりつかれている。「読書とは、作者との対話である」。これは松浦弥太郎さんの言葉。その通りだと思う。作者の言いたいこと、世界観が本にはつまっている。その人の本をたくさん読むと、会ってもないのにその人が近くに感…