DEPPA少年の日記

某テレビ局の会社員。27歳。「小説だからこそ本当のことを書ける」という小説家の言葉を参考に、あえて匿名でブログを書いています。28歳の誕生日までのカウントダウン方式を採用。

お笑い

210日(「人を笑わせるとは何か」まで考えた)

ここまで笑ったのは、いつぶりか。 漫談家の街裏ぴんくの独演会が吉祥寺の武蔵野公会堂で行われた。そもそも街裏ぴんくとは何者かというと。ものすごいディテールがリアルで、完全に嘘のエピソードを繰り広げる漫談家。鈴木おさむさんは星新一や筒井康隆に例…

217日(話で人を引き込むということ)

立川談春が地上波のテレビドラマに出始めたころの話。 ドラマの共演者が自分の落語を観に来てくれることが増えてきたという。プロの役者を前に落語を演じることについて、かつて談春さんは雑誌のインタビューでこう答えた。 「こっちの作った世界に易やすと…

223日(手を挙げるキャラになること)

どちらの芸人が言っていたのか忘れてしまったけれど、鮮明に覚えている言葉がある。 「10年お笑いをひたむきにやっていれば、売れるチャンスは誰にでも必ず一度は巡ってくる」 ぼくの解釈としては、10年間、たんたんと、ただ活動していて成功することはまず…

230日(タモリとキルケゴールの関係性)

敬称略。タモリといえば早稲田の哲学科を中退した人物。5歳の頃から達観した精神を持っていて、自ら選択して幼稚園には行かなかった。 ちゃんとしているもの、形式ばったことを偽善として拒むのがタモリ。クリスマスやバレンタインなどの記念日に対しても、…

263日(同世代の活躍から刺激を受けること)

同世代の活躍はうれしい。「その人のもう一枚の名刺をつくる」で始めたインタビューサイト(KUSAGIRI)も、そもそもは同世代の知り合いの応援が根っこにはある。応援を通じて、刺激を受けて、自分の成長につながることは間違いない。佐渡島庸平さんが講談社…

366日(さんまさんの笑いの理論と日常の応用)

あらためて笑いは、すばらしい。人類の発明だ。いつから人間は笑い合い、笑いをとるようになっていったのか。笑顔は気持ちを上げる。笑うからウキウキする。自分をコントロールすれば、ごきげんを維持できる。かんたんではないのだけど、素敵な方法。疲れる…

378日(なぜ音楽だけ繰り返し楽しめるか)

「めちゃイケSP」をきっかけにKylie Minogue - I Should Be So Luckyにハマった。ずっと繰り返しリピート。その前にハマったのは渡辺美里 - My Revolution。音楽は繰り返し聴ける要素がある。そういえばイチロー選手はリズムを保つ目的が強いと思うが、「同…

416日

「あれから10年…」綾小路きみまろさんが言いそうな言葉。昨日それをひしひし感じる出来事があった。M-1グランプリだ。いまもっともおもしろい漫才師を決める大会。2001年から始まり10回を終えた2010年で一度休止し、一昨年あたりから復活した。内容にはここ…